積丹ブルーの海と山々に囲まれた美しい村。泊村の観光スポット5選!

北海道電力泊発電所があることで有名な「泊村」は、北海道の西方に突き出た積丹半島の東南端に位置します。積丹ブルーと呼ばれる青く透き通った海と山々に囲まれた美しい自然景観が魅力的な村です。かつては、北海道最古の茅沼炭鉱や漁業で栄え、その面影は「茅沼炭鉱跡」や「鰊御殿とまり」でうかがうことができます。今回はそんな泊村の観光スポットを5つご紹介します。

おすすめスポット紹介

1.鰊御殿とまり

「鰊御殿とまり」は平成13年に泊村で初めて有形文化財に指定された施設です。泊村でニシン漁が始められたのは、今から約300年前と言われ明治に入ると最盛期を迎えました。その頃、泊村には50を超える鰊番屋が立ち並び、泊村がニシン漁により繁栄していたことがわかります。

鰊御殿とまりおすすめスポット

「鰊御殿とまり」は、明治27(1884)年に親方の川村慶次郎が漁夫たちと共同生活をするために建てた「旧川村家番屋」と、大正5(1916)年頃に武井忠吉によって母屋と棟続きで建てられた「旧武井邸客殿」からなり、どちらもニシン漁が盛んだった当時の様子が生き生きと再現されています。

館内には、泊村の多くの人々から寄贈された当時のニシン漁に関する貴重な品々や資料が展示・保管されていて、泊村とニシン漁の歴史や文化を見ることができます。

詳細情報

■住所
古宇郡泊村大字泊村59-1
■電話番号
0135-75-2849
■アクセス方法
岩内バスターミナルから神恵内線で約25分、法輪寺下車
■駐車場
■開館時間
9:30~16:30 開館期間は4月中旬から11月下旬
■休館日
月曜日、月曜日が祝日の場合は、その翌日
■予算
観覧料 大人 300円 小人 100円
■カード

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2.瑞龍山 法輪寺

「瑞龍山 法輪寺」は、文久2(1862)年に建立され、明治21年に火災により1度焼失しましたが、明治27年に再建立され現在に至ります。曹洞宗のお寺で、ご本尊は薬師如来様です。かつて栄華をきわめたニシン漁によって栄えた泊村のお寺だけに、建具の彫刻物や透かし彫りの欄間、華やかな天井絵など、当時の村の繁栄を今に伝えています。

瑞龍山 法輪寺おすすめスポット

彫刻が施された極太の建具や梁、柱、中国に古くから伝わる親孝行ばなしを透かし彫りにした本堂の欄間の二十四考などが、このお寺の見どころです。特に、仏画や花の絵、動物の絵など総数765枚もある華やかな天井絵は、すべて眺めるには首が痛くなりますが、是非ゆっくりと時間をかけて拝観してほしい素晴らしい芸術です。

詳細情報

■住所
古宇郡泊村大字泊村
■電話番号
0135-75-2958
■アクセス方法
■駐車場
あり
■開館時間
■休館日
■予算
■カード

周辺のおすすめスポット

3.盃温泉郷、盃海水浴場

「盃温泉郷」は、明治38(1905)年に発見された北海道古宇郡泊村にある温泉です。昭和50年には環境省から国民保養温泉地に指定されました。国道229号線を共和町境より北に15km、神恵内村との村界近くの地点にあり、「茂岩温泉ホテル」「盃温泉潮香荘」「温泉民宿レストハウスいわた」の計3軒の温泉施設を合わせて盃温泉郷と呼ばれています。

「茂岩温泉ホテル」は、日帰り入浴のみの営業で、宿泊できるのは、「盃温泉潮香荘」「温泉民宿レストハウスいわた」の2軒です。「盃温泉潮香荘」は、客室、露天風呂のすべてがオーシャンビューで、積丹ブルーと言われる日本海の絶景を眺めながらゆっくりとくつろぐことができます。食事も魅力的で、目の前の泊村盃漁港で毎朝水揚げされる新鮮な魚介類を使用したお刺身や焼き物、煮魚を味わえます。

盃温泉郷、盃海水浴場おすすめスポット

「盃温泉郷」のすぐ近くには、「盃海水浴場」や国設の野営場があり夏には海水浴やキャンプを楽しむ人で賑わいます。また、付近の海岸は磯釣りを楽しむ人からも人気のエリアとなっています。海岸近くにそそり立つ弁天島は、昔アイヌの美しい娘が、かなわぬ恋を実らせるため毎日歩いて通いつめたとされる伝説の島で、弁天神が祀られており子宝を望む女性や良縁を求めようと、祈願に訪れています。

詳細情報

■住所
北海道古宇郡泊村興志内村220-11
■電話番号
0135-75-2111
■アクセス方法
岩内バスターミナルより神恵内線・盃温泉湯元で下車。バス停から宿まで徒歩5分ほど
■駐車場
あり
■営業時間
チェックイン 15:00~18:00
■定休日
■予算
1泊2食つき 1名8,100円から
■カード
利用不可

周辺のおすすめスポット

4.原子力PRセンター「とまりん館」
「原子力PRセンター とまりん館」は、原子力や原子力発電について学ぶことができる1991年に開館した科学館です。館内には科学の不思議を遊びながら体験できる「科学展示」と、西積丹の歴史や風土、自然を学べる「地域展示」、泊発電所のしくみを実物大の模型で体感できる「原子力展示」のゾーンがあります。
「科学展示」コーナーの「エナジークエスト」は、映像の中に入り込み、楽しみながら発電の仕組みなどを学ぶ参加体験型のゲームです。また「とまりんアドベンチャー」は、CG映像画面を見ながらペダルをこぎ、現代から古代へ時空の旅をして、旅の途中では、エネルギーの歴史に関するクイズも出題される子どもに人気の展示体験コーナーです。

原子力PRセンター「とまりん館」おすすめスポット

「地域展示」コーナーには、泊発電所建設に伴い、周辺6か所の遺跡から発掘された数多くの土器などの埋蔵文化財が復元・展示しています。
館内には他に無料で利用できる25メートルの温水プールや滑り台付きの子ども用プールもあります。ガラス張りの展望ラウンジからは、羊蹄山やニセコ山系、岩内湾などの景色を360度のパノラマで楽しむことができます。

詳細情報

■住所
古宇郡泊村大字堀株村字古川45-1
■電話番号
0135-75-3001
■アクセス方法
岩内バスターミナルから神恵内・川白行きに乗り「原子力PRセンター」(約15分)下車・徒歩3分
■駐車場
あり
■営業時間
展示棟 9:00~17:00 プール棟 10:00~16:45
■定休日
月曜日、月曜日が祝日または振り替え休日の場合は翌火曜日、年末年始
■予算
無料
■カード

周辺のおすすめスポット

5.茅沼炭鉱跡
「茅沼炭鉱」は、安政3(1856)年に、漁師が山を歩いていた時に黒い石を拾ってきたことから偶然発見され、文久2(1862)年に本格的に採掘が始まった北海道最古の炭鉱です。

茅沼炭鉱跡おすすめスポット

明治2(1869)年には国内で最初の鉄軌道(トロッコ)が開通しました。これは新橋と横浜間に日本初の鉄道が開通した明治5(1872)年より3年も前のことです。
現在はズリ山跡や墓碑などで当時の遺構に触れることができます。

詳細情報

■住所
古宇郡泊村茅沼村
■電話番号
■アクセス方法
■駐車場
■営業時間
■営業期間
■予算
■カード

周辺のおすすめスポット

まとめ

泊村の観光スポット5選のまとめ

いかがでしたか。今回は北海道電力泊発電所が有名な「泊村」の観光スポットを5つご紹介しました。泊村が位置する積丹半島は、「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」に指定され積丹ブルーとも言われる海と多様な海岸景観が美しく、また海水浴や磯釣り、シーカヤック、ダイビングなどのマリンアクティビティが盛んな地域です。また盃温泉郷や年間を通じてスケートが楽しめる屋内アイスリンクなどもあり様々な形の魅力的な観光スポットがあります。今回ご紹介したスポットを参考に是非、泊村に行ってみてくださいね。

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