札幌市白石区とは?

札幌市白石区は、札幌市の中でも住宅街が広がるエリアです。もともと札幌市の中でも古くから栄えた場所だけあり、現在も多くの人が住み、飲食店や学校などが多くあります。そんな札幌市白石区の特徴や見どころをご紹介します。

札幌市白石区の地理

白石区は、豊平川と厚別川の間にある役34平方キロメートルの区です。多くの人が住んでいるため、移動手段として公共交通が使われ、JR,地下鉄、バスターミナルと充実し、区民の足として機能しています。近年はJR白石駅周辺の再開発が行われ、より利便性が向上しています。

札幌市白石区の歴史と特徴

白石区は、仙台藩の白石城主である片倉小十郎の家臣が、北海道へ移住したことから始まります。現在の国道12号線沿いを中心に開拓が行われ、この周辺を郷里の名前から「白石村」と命名したのが、白石区のはじまりです。このことから、現在も宮城県の白石市とは姉妹都市として友好関係を築いています。

やがて、白石村は札幌市に編入され、行政区として白石区が誕生しました。その後都市計画や再開発の進展によって人口が増加したため、厚別区となるエリアが分区し、現在の白石区となっています。

札幌市白石区の現在

多くの人口を抱える白石区は、区民の憩いの場が整備されています。サイクリングロードと呼ばれる道道札幌恵庭自転車道線(白石こころーど)や、さまざまなスポーツや遊びが楽しめる総合公園・川下公園があります。

また、区のはずれには流通センターが広がり、道内の物流の拠点として多くの荷物を扱っています。札幌コンベンションセンターが整備されてからは、札幌市の集客交流や国際交流の拠点としての役割も担う重要な場所として機能しています。

札幌市白石区の文化施設

白石区複合庁舎の移転で、新しく整備されたのが札幌市えほん図書館です。北海道内でも珍しい、絵本を中心に集めた絵本専門の図書館です。館内は数多くの絵本が並び、子どもが自由に手に取って本を読めるよう、館内の内装や構造にも工夫されています。ほかの図書館と違い、声を出して絵本を読んだり、読み聞かせをしたりしてもOK。おはなし会などのイベントも随時行われています。

札幌市白石区のスポーツ施設

白石区には、札幌市白石区体育館や札幌市白石温水プールなど、スポーツのできる施設が数多くあります。中でも総合公園である川下公園は、野球場、テニスコート、パークゴルフ場を有し、学生からお年寄りまで市民の憩いの場として親しまれています。

また、全天候型屋内スポーツ施設「サッポロ・イーワン・スタジアム」は、日本フットサルリーグ公認のフットサル場として、作家スクールなどにも利用されています。

札幌市白石区の観光・レジャースポット

札幌恵庭自転車道線(白石こころーど)は、かつて国鉄が走っていた線路跡を利用したサイクリングロードです。札幌コミュニケーションパークSORAを起点として、北広島市まで続いています。白石区内のエリアでは沿道に桜が植えられており、毎年春には桜並木美しく桜の名所としても知られています。

アサヒビール北海道工場は、札幌市内唯一の大規模ビール工場で、北海道内で販売されるビールを作っています。工場見学は無料で、生ビールの試飲も楽しめます。

札幌市白石区のイベント

毎年9月に行われる白石神社例大祭は、白石神社通を歩行者天国にして行われる大規模なお祭りです。白石区の氏神として区民に親しまれている白石神社は、北海道神宮に続き多くの集客を誇る、有名な神社です。沿道や境内には露店が並び、子どもから大人まで多くの区民でにぎわいます。

札幌市白石区まとめ

札幌市白石区は、札幌の中でも早くから開拓がはじまりました。現在でも多くの人が住み生活をしている市民生活に欠かせない重要なエリアとなっています。ぜひ白石区へ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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