人気観光スポット道南を結ぶ函館・大沼・噴火湾ルートってどんな道?

「函館・大沼・噴火湾ルート」は、「シーニックバイウェイ北海道」の取り組みで指定された道南の函館市、北斗市、七飯町、鹿部町、森町、八雲町の2市4町を繋ぐルートです。「シーニックバイウェイ」とは、地域に暮らす人が主体となって地域の企業や行政と一緒に、地域づくりや景観づくり、観光空間づくりを目指す取り組みで、「函館・大沼・噴火湾ルート」には29の団体が参加しています。

「函館・大沼・噴火湾ルート」は、「函館山を取り巻く異国情緒あふれる街並み」「開拓の足跡を記す赤松街道」「駒ケ岳・大沼と牧歌的風景」「噴火湾の漁村景観と縄文遺跡群」「漁火の美しい津軽海峡」の5つのゾーンに分けられています。今回は「函館・大沼・噴火湾ルート」でシーニックポイントとされている場所からおすすめの観光スポットを11か所ご紹介します。

函館山

函館市の市街地西端にある函館山は、「世界三大夜景」の一つに数えられる道南でもっとも人気の観光スポットです。函館市街の暖かな町灯りの左右に津軽海峡と函館湾を望む幻想的な夜景は100万ドルの夜景と称されます。山頂まではロープウェイや一般道(車やバス)で登ることができます。ロープウェイの山頂駅は展望台になっており、2階にレストランやイベントホール、3階にティーラウンジ、最上階が屋上展望台です。「レストラン ジェノバ」では1日3組限定でロープウェイ付きのコース料理があり、函館の夜景を見ながらコースディナーを楽しむことができます。

■住所
北海道函館市函館山
■電話番号
0138-23-3105 函館山ロープウェイ
■アクセス方法
JR函館駅から車で約7分 函館空港から車で約30分
■駐車場
あり
■営業時間

■定休日

■予算

■カード

周辺のおすすめスポット

・函館ハリストス正教会
・八幡坂

立待岬

「立待岬」は、夜景で有名な函館山の南側に突き出した岬で、天気の良い日には津軽海峡をはさんで下北・津軽半島を望むことができる人気の観光スポットです。また、夜には津軽海峡に灯るイカ釣り漁船の漁火の景色がロマンティックでカップルにも人気の場所です。立待岬に向かう坂の途中には石川啄木と一族のお墓があります。この場所からは、石川啄木がよく散歩したという大森浜が良く見えるためお墓が建てられたそうです。
1982年には、森昌子が39枚目のシングルとして「立待岬」をリリースしてヒットしたことから全国的にもその名が知られるようになりました。

■住所
北海道函館市函館山
■電話番号

■アクセス方法
市電「谷地頭停留所」から徒歩約15分
■駐車場
あり
■営業時間

■定休日

■予算

■カード

周辺のおすすめスポット

啄木小公園

「啄木小公園」には、かつてはたくさんのハマナスの花が咲いていた大森浜と砂山を愛した石川啄木の座像があり、像の後ろには函館山と津軽海峡の景色が広がる絶景ポイントとして人気の場所です。「啄木小公園」は、函館を愛し132日間を過ごしたのち「死ぬときは函館で死にたい」と手紙に残した石川啄木を偲んで像が寄贈されたことをきっかけに、公園として整備されました。像の前にはカメラの設置台が設けられているので、セルフタイマーを使って記念撮影する人の姿も多くみられます。また、公園内には西條八十が石川啄木に捧げた詩の碑も建てられています。

■住所
北海道函館市日乃出町36-2
■電話番号
0138-27-3333 函館市元町観光案内所
■アクセス方法
函館空港から車で約12分、JR函館駅から車で約8分
■駐車場
あり
■営業時間

■定休日

■予算

■カード

周辺のおすすめスポット

・土方・啄木浪漫館

恵山岬灯台公園

函館市街地から車で1時間半ほどの椴法華地区にある「恵山岬」。津軽海峡と太平洋の境にあたるこの「恵山岬」には、1890年に恵山岬灯台が建てられ、後に灯台周辺の高台は公園として整備され「恵山岬灯台公園」が作られました。公園内には灯台の周辺に展望広場が、夏の間は水遊びが楽しめ子供達に人気の水の広場や遊戯広場、人と灯台と椴法華の自然をテーマにした函館市灯台資料館などがあります。初日の出の絶好のポイントとしても知られいて、元日はたくさんの人でにぎわいます。。公園のすぐ近くには「ホテル恵風」があり、そこから奥へと続く道を海岸まで行くと海の中に湧く温泉として有名な「水無海浜露天風呂」もあります。

■住所
北海道函館市恵山岬町80-9
■電話番号
0138-86-2111
■アクセス方法
JR函館駅から車で約90分
■駐車場
あり
■営業時間

■定休日

■予算

■カード

周辺のおすすめスポット

・ホテル恵風

黒鷲岬

「黒鷲岬」は、北海道の建網大謀網漁業発祥の地とされている地で、太平洋や尾札部漁港を一望することができます。「黒鷲岬」には、沿岸漁業活性化構造改善事業、美しい漁村づくり関連施設整備事業で造られた「黒鷲岬展望台」がありますが、旧道沿いに位置しており、国道を走っていても中々気づきにくいためにあまり人が来ない穴場スポットとなっていて、静かに落ち着いて景色を眺めることができます。見る夕陽は絶景として知られており、南茅部の名勝八景の一つに数えられています。

■住所
北海道函館市尾札部町
■電話番号

■アクセス方法

■駐車場
あり
■営業時間
函館市街地より車で約60分
■定休日

■予算

■カード

周辺のおすすめスポット

・川汲温泉

ハマナス台場公園

「ハマナス台場公園」は、森町にある公園です。公園内の展望台からは晴れた日には噴火湾や駒ケ岳の景色を楽しむことができます。他に園内には、親水機能を持つメム水路やミニパークゴルフ場、休憩広場があり家族でゆっくりと時間を過ごすことができます。近くには「道の駅つど~る・プラザ・さわら」があり、館内の物産館では噴火湾で水揚げされたホタテやタラコを使った水産加工品が並んでいます。また、この地域の特産品であるブルーベリーを使ったワインやジャムなども販売されています。中でも人気なのは、ブルーベリーソフトクリームで濃厚な牛乳の味に甘酸っぱいブルーベリーの味がぴったりで美味しいと評判です。

■住所
北海道茅部郡森町砂原5丁目
■電話番号

■アクセス方法
JR北海道函館本線「渡島砂原駅」から徒歩約10分
■駐車場
あり(無料)
■営業時間

■定休日

■予算

■カード

周辺のおすすめスポット

・ハマナスグリーンパーク

森町濁川(駒ケ岳のビューポイント)

札幌から函館方面に走る国道5号線。森町濁川付近からは、左に海を見ながら正面には駒ケ岳の雄大な姿が現れ、絶好のビューポイントとなっています。森町濁川には、江戸時代に発見されたという「濁川温泉」があります。この地域の直径2㎞は「濁川カルデラ」と呼ばれ、カルデラになるぐらいに火山活動が活発で北海道で唯一の地熱発電所が建てられています。現在は7軒ほどの小さな温泉施設があり、昔ながらの山の中の静かな湯治場といった雰囲気です。

■住所
北海道茅部郡森町濁川49 濁川温泉 新栄館
■電話番号
01374-7-3007
■アクセス方法

■駐車場

■営業時間

■定休日

■予算
宿泊料金 6,800円~
■カード

周辺のおすすめスポット

・五色の湯
・ふれあいの里(カルデラ濁川温泉保養センター)

噴火湾パノラマパーク

「噴火湾パノラマパーク」は八雲町の噴火湾を一望できる丘陵地にある広さ62.7haの広大な道立公園です。場所は、高速道路の八雲パーキングエリアに隣接しているので、ドライブのちょっとした休憩ポイントとしても人気です。施設内には、ビジターセンターである「パノラマ館」、ピクニックを楽しんだりコンサート会場としても利用される「ピクニック広場」、遊びの中心センターで、建物の横にはバーベキューコーナー、裏には果樹園がある「ふれあい館」などがあります。

■住所
北海道二海郡八雲町浜松368-8
■電話番号
0137-65-6030
■アクセス方法
JR北海道函館本線「八雲駅」から車で約15分
■駐車場
あり
■開館時間
10:00~18:00
■定休日
月曜日
■予算

■カード

周辺のおすすめスポット

・ハーベスター八雲
・噴火湾パノラマパークオートリゾート八雲

東大沼キャンプ場

「東大沼キャンプ場」は、駒ケ岳を背にし、自然豊かな大沼国定公園の中、大沼の東湖岸に広がる無料のキャンプ場です。林間と芝のキャンプサイトがあり、テント200張りが可能です。キャンプはもちろん、カヌーやサイクリング、ヘラブナ釣りなどアウトドアの拠点として多くの人が利用していて、さらには温泉や函館観光の拠点としても申し分のないロケーションです。ペダルボートや手漕ぎボート、自転車のレンタルなどもあるので、家族で楽しめるキャンプ場です。

■住所
北海道亀田郡七飯町字東大沼
■電話番号
0138-67-3477
■アクセス方法
JR函館駅から車で約50分
■駐車場
あり
■営業時間

■定休日

■予算
無料
■カード

周辺のおすすめスポット

・流山温泉
・函館七飯スノーパーク

きじひき高原パノラマ眺望台

「きじひき高原パノラマ眺望台」は、北斗市の標高560mの高さにある展望台で、ここからは遠く津軽海峡や噴火湾、雄大な姿の駒ケ岳、その駒ケ岳の前に広がる大沼の景色をを一望することができます。天気の良い時は、青森県の下北半島や、室蘭方面、羊蹄山も見ることができます。「きじひき」という名前の由来は、春先に木を切り出した際に雪解け水とともに丸太を滑り落としたことから、この展望台のある山は「木地挽山」と呼ばれるようになったそうです。

■住所
北海道北斗市字村山
■電話番号

■アクセス方法
JR北海道函館本線「新函館北斗駅」から車で20分
■駐車場
あり
■営業時間

■定休日

■予算

■カード

周辺のおすすめスポット

城岱牧場

「城岱牧場」は、大正9年に村有牧野・野草放牧地としてスタートし、現在は160haを草地造成して町営牧場として利用されている牧場です。場所は、JR七飯駅から北東へ約10㎞、車で約15分の場所に位置します。2012年に牧場の敷地標高500mの場所に屋内の展望台が作られ大きな窓からは、南に標高334mの函館山を、南西には函館郊外に広がる大野平野を一望することできます。展望台の中には、周辺の観光情報のパンフレットが置かれているほか、無料の休憩スペースがあります。

■住所
北海道亀田郡七飯町字上藤城
■電話番号
0138-65-2517 七飯町役場 経済部商工観光課
■アクセス方法
JR北海道函館本線「七飯駅」から車で約15分
■駐車場
あり
■営業時間

■定休日

■予算

■カード

周辺のおすすめスポット

まとめ

いかがでしたか。今回は「シーニックバイウェイ北海道」の取り組みで指定された道南の函館市、北斗市、七飯町、鹿部町、森町、八雲町の2市4町を繋ぐ「函館・大沼・噴火湾ルート」を、シーニックポイントとされている11か所のスポットと一緒にご紹介しました。1日で回りきるのが難しいくらいどこも魅力的な観光スポットですよね。是非、温泉で宿泊したりキャンプ場でキャンプしたりと何日かかけてゆっくりと観光してみてはいかがでしょうか。

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