神秘の湖のまち・津別町の巡りたい観光とおすすめグルメ

津別町は、女満別空港から車で約40分の場所にある道東オホーツクの町です。町の面積の8割以上が森林で、森林セラピー基地に認定されています。町内には神秘の湖といわれる「ケミチップ湖」や屈斜路湖を眼下に見ることができる津別峠など、絶景の観光スポットがあり観光客も多く訪れます。農業が盛んで、小麦、ジャガイモ、てん菜などが生産されています。今回は、そんな津別町で巡りたい観光スポットとおすすめのグルメをご紹介します。

道の駅あいおい

「道の駅あいおい」は、網走と釧路を結ぶ国道240号線沿いにある、緑に囲まれた自然豊かな道の駅です。旧国鉄時代に廃止になった北見相生駅の駅舎やホームを利用した鉄道公園と展示館や、当時の客車を改造した宿泊可能な展示車両など、鉄道ファンでなくてもワクワクするような施設です。

道の駅あいおいのおすすめポイント

施設内には、北海道産のそば粉を使った手打ちそばや、地元産の大豆で作った手づくり豆腐など特産品や地元でとれたばかりの新鮮な野菜、木工クラフト製品などを販売する物産館があり、飲食コーナーでは北海道産のそば粉10割と原料にこだわった、打ちたてのそばを食べることができます。

詳細情報

住所:網走郡津別町字相生
電話番号:0152-75-9101
アクセス方法:女満別空港から車で約60分、国道240号線沿い
駐車場:あり
開館時間:売店 9:00~18:00(5月~10月、火曜日のみ17:00まで)、9:00~17:00(11月~4月)/飲食コーナー 11:00~16:00(5月~10月、火曜日休み)、11:00~15:00(11月~4月) ※L.O.は閉店の30分前
休館日:11~4月の毎週火曜日、年末年始
予算:~1,000円

周辺のおすすめスポット情報

・相生物産館

津別峠展望台

「津別峠」は、津別町と弟子屈町との境にある標高947mの峠で、眼下に日本一の大きさを誇るカルデラ湖の「屈斜路湖」が広がり、硫黄山や藻琴山、摩周岳、斜里だけなどの素晴らしい景色も見ることができます。ヨーロッパの古城を思わせるような外観の津別峠展望台に上ると、天気の良い日には遥か知床連山まで見渡すことができます。

津別峠展望台のおすすめポイント

一番のおすすめは雲海です。6~10月の時期、気象条件が合えば、屈斜路湖を覆うように壮大な雲海がお目見えし、日の出の時間には、真っ白な雲の中からうっすらと光が差し込み、赤く染まる朝日がゆっくりと顔を出します。真っ青な空と白い雲海と真っ赤な朝日のコントラストは自然の壮大さと美しさを体感することができます。

詳細情報

住所:北海道網走郡津別町字上里
電話番号:0152-76-2151(津別町観光協会)
アクセス方法:JR美幌駅から車で国道240号、道道588号経由で39Km、約1時間
津別町から車で約30分
駐車場:あり(22台 無料)
公開:6月1日~10月31日 9:00~19:00 トイレは24時間利用できます。

ケミチップ湖

津別町から車で40分程の場所にあり、湖の付近5kmほどは未舗装の道路を走らなければならない深い森の中に、神秘の湖「チミケップ湖」はあります。面積1.2平方キロメートル、周囲7.5kmの小さな湖で、冬期になると道路が一部閉鎖されることから、観光ルートからはずれあまり知られていません。チミケップとはアイヌ語で「崖を破って水が流れる所」という意味で、1万年ほど前に谷がせき止められてできた湖と考えられています。

ケミチップ湖のおすすめポイント

「ケミチップ湖」は、阿寒湖と共にヒメマスの原産地として知られています。他にも、アメマス、ニジマス、サクラマスなどが生息していて、釣り人たちの憧れのスポットとなっています。冬にはワササギ釣りが盛んに行われています。周りの森には、日本最大のキツツキ「クマゲラ」が生息していて、手つかずの自然に触れられるのがケミチップ湖の魅力です。

詳細情報

住所:北海道網走郡津別町字沼沢
電話番号:0152-76-2151(津別町観光協会)
アクセス方法:津別町市街地から車で約30分
駐車場:あり(30台 無料)

周辺のおすすめスポット情報

・ケミチップホテル

ノンノの森

「ノンノの森」は、女満別空港から車で約1時間、津別町市街地から道道588号を津別峠方面に24㎞走った「ランプの宿森つべつ」の正面に広がる森です。森林セラピー基地として認定を受けた津別町の「町民の森」の愛称です。「ノンノ」とは、アイヌ語で花の意味で可憐なピンクのクリンソウをはじめ、春から秋にかけていろいろな花が咲くことから名づけられました。

ノンノの森のおすすめポイント

「ノンノの森」の中は、散策路が整備されていて気軽に森の散歩を楽しむことができます。散策中にはクマゲラやアカゲラ、エゾシカやキタキツネ、エゾシマリスやエゾクロテンなどの森の住人たちに出会えるかもしれません。「ノンノの森」は無料で一般に開放されており、気軽に歩ける「こもれびの道」、原始に近い森を散策する「清流の道」、アップダウンのある「みはらしの道」との3コースが用意されています。

詳細情報

住所:北海道網走郡津別町字上里703-1
電話番号:080-8178-6120
アクセス方法:津別町市街地から道道588号を津別峠方面に24㎞
駐車場:あり

周辺のおすすめスポット情報

・ノンノの森ネーチャーセンター

相生物産館のクマヤキ

津別町と言えば「クマヤキ」と言われるぐらい人気のスイーツ「クマヤキ」は、道の駅あいおいで販売されています。「クマヤキ」とは、おやきのようなスイーツでたい焼きのクマ型版と言えば、イメージできるでしょうか。クマヤキは通常4種あり、定番人気はこんがり茶色の「ヒグマ(つぶあん)」と「ヒグマ(クリーム)」です。他に、真っ白な「シロクマ(つぶあん)」、「ナマクマ(つぶあん&生クリーム)」があります。

相生物産館のクマヤキのおすすめポイント

「クマヤキ」は、原材料に北海道産小麦と卵やバターを使っていて、生地がキメ細やかでまるでパンケーキのようにふわっふわです。中に入っているつぶあんの原料も、寒暖の差が大きな津別町と近隣産の高級小豆「エリモショウズ」を使用しています。そして水の代わりに、自社の豆腐製造過程でできる「豆乳」を使用しているので、まろやかで奥深いおいしさだと人気です。

詳細情報

住所:北海道網走郡津別町字相生83-1
電話番号:0152-75-9101
アクセス方法:女満別空港から車で約60分、国道240号線沿い
駐車場:あり
営業時間:売店 9:00~18:00(4~10月)、9:00~17:00(4~10月の火曜日)、9:00~17:00(11~3月)/飲食コーナー 11:00~18:00(4~10月)、11:00~17:00(11~3月)
定休日:毎週火曜日、年始
予算:~1,000円

周辺のおすすめスポット情報

・道の駅あいおい

つべつ西洋軒

「つべつ西洋軒」は、津別町で三代に渡り、80年以上も町民の方に愛され続けている老舗のレストランです。店内はアットホームな雰囲気で、北海道産や地元さんの食材にこだわった美味しい料理が食べられることから、地元の人が集まる人気店です。口コミでその評判を聞いて、町外からも足を運んで食べに来る人がいるほどです。

つべつ西洋軒のおすすめポイント

「つべつ西洋軒」のおすすめメニューは、スープが自慢の「塩ラーメン」です。津別町の美味しい水を使用し、塩にはオホーツクの自然塩とイタリアの塩をブレンドして使っています。麺は、津別産の小麦を原料に使ったブランド麺「つべつめんこいひと」で、透き通ったスープとの相性は抜群です。他にも、津別町の流氷牛と道産米のライスを使用した「流氷牛丼」などが人気です。

詳細情報

住所:北海道網走郡津別町字東4条3番地
電話番号:0152-76-2616
駐車場:あり
営業時間:11:00~19:00
定休日:月曜日、第4火曜日
予算:~1,000円
カード:使用不可

ケミチップホテル

津別町の神秘の湖「ケミチップ湖」のほとりにあるオーベルジュ「ケミチップホテル」。チミケップホテルは小規模ながらも本格派のリゾートホテルです。石や木をふんだんに使い北欧の雰囲気が漂うおしゃれな建物は、まるで海外のホテルのようです。客室には、日常を忘れて過ごせるようにテレビやラジオ、時計が置かれておらず、時を忘れて寛げるような配慮がされています。

ケミチップホテルのおすすめポイント

「ケミチップホテル」のおすすめポイントは、何といっても料理です。フランスやスイスなど海外の名店で経験を重ねてきた若きシェフが、北海道の新鮮な食材を使った「創作フレンチ」の独創的で美味しい料理を提供してくれます。その美味しい料理を頂けるのは、吹き抜けで開放感のあるレストラン。レストランの窓からは緑豊かな自然の景色がいっぱいで、シマリスが餌を食べにくるかわいらしい様子も眺められます。

詳細情報

住所:北海道網走郡津別町沼沢204
電話番号:0152-77-2121
アクセス方法:JR石北本線北見駅から車で約40分
駐車場:あり
営業時間:(レストラン)カフェタイム・ランチタイム 11:00~15:00 2日前までの予約が必要、ディナータイム 18:00~20:00 3日前までの予約が必要
定休日:無休
予算:ランチタイム・カフェタイム 1,000~2,000円、ディナー 20,000円~30,000円
カード:使用可

周辺のおすすめスポット情報

・ケミチップ湖

津別町の巡りたい観光とおすすめグルメのまとめ

いかがでしたか。森林のまち津別町には、春は桜が咲き、初夏にはクリンソウまつり、夏は津別峠での雲海につべつ夏まつり、秋には色づく紅葉、冬は氷に閉ざされたとチミケップ湖でのワカサギ釣りと四季を通じて楽しめる観光があります。また、北海道の美味しい食材とそれの魅力を生かしたグルメもたくさんあります。そんな魅力的な津別町に行ってみてはいかがですか。

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北海道の旭川市に住んでいる小学生2人のママです。 好きなことはアウトドア・カメラ・ドライブ・検索です。 広い北海道は、住んでいるわたしたちでもまだまだ知らない魅力、行ったことのない場所がたくさんあります。選りすぐりの北海道の楽しさ、美しさ、すばらしさを毎日実感しながら暮らしています。新鮮情報を地元目線でお伝えします。

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