湿原とともに息づく街、鶴居村で巡りたい観光スポットと食べるべきグルメ7選

鶴居村で巡りたい観光スポットとして、やはり釧路湿原を見渡せる展望所は外すことはできません。宮島岬とキラコタン岬という二つの陸の上の岬があり、それぞれ私有地のため入るためには許可が必要ですが、そこからは見渡せる絶景は圧巻の一言です。また湿原内を散策できる木道やトレッキングのできる牧場などもあり、湿原の魅力を余すところなく感じることのできる街でもあります。鶴居村でおすすめのスポットをご紹介していきましょう!

宮島岬

釧路湿原にある陸の岬で、湿原がかつて海に覆われていた頃は岬であったことから「岬」とついています。釧路湿原のスケール、そして釧路川の美しい流れを同時に楽しめる場所です。釧路湿原の数ある展望スポットの中でも宮島岬からの眺望は別格と言われますが、民有地であるため立ち入りには地主の許可が必要です。天然記念物指定区域で、手つかずの自然が残るため、湿原の動植物を愛でることができます。

宮島岬のおすすめポイント

自然保全のため、個人での散策は制限されており、訪れるには「鶴居どさんこ牧場」のホーストレッキングか、「宮島岬自然ガイド」に参加するという方法があります。馬か徒歩でということですが、宮島岬までは徒歩で2時間ほどかかり、かなりのアップダウンがあるコースです。原生林が茂り、路面は倒木があるなど、秘境を歩く覚悟が必要です。

詳細情報

住所:阿寒郡鶴居村久著呂太
電話番号:0154-64-2050(鶴居村教育委員会)
アクセス:JR釧路駅から車で30分
駐車場:有(5台)、無料

周辺のおすすめスポット情報

・釧路湿原

温根内ビジターセンター

釧路湿原の西側に位置し、近くで湿原の動植物を観察することができる施設です。湿原と森の接点に位置し、四季折々の湿原について知ることができる情報ステーションとしても機能しており、休憩や交流の場としても使われています。全長約3キロメートル、約1時間半の木道コースが隣接しており、大半はバリアフリー木道となっているため、釧路湿原の中を小さい子どもから年配の方まで気持ちよく散策できます。

温根内ビジターセンターおすすめポイント

木道には湿原の動植物などを紹介する解説板が至る所に設置されています。季節ごとにミツガシワ、ヒメシャクナゲなど多くの花々を見ることができるほか、ノビタキやシマアオジなど野鳥も多く生息しています。夏はヘイケホタルを目にすることもでき、秋はタンチョウの声を聴くこともできる場所です。冬は歩くスキーやスノーシューでの散策も可能です。

詳細情報

住所:阿寒郡鶴居村温根内
電話番号:0154-65-2323
アクセス:JR釧路駅より車で約35分
駐車場:有、無料
営業時間:10:00~17:00(11月~3月は16:00まで)
定休日:毎週火曜日、12月29日~1月3日
予算:入館料無料

周辺のおすすめスポット情報

・釧路湿原

Cafe’s Rest GYPCY(カフェレスト ジプシー)

犬同伴で入れるカフェレストランです。ただし、犬が苦手な方でも利用できるように配慮されており、出入り口も一般客用の喫茶室と、愛犬同伴用の喫茶室でそれぞれ分けられているのが特徴です。愛犬同伴用の喫茶室にはエアコンが完備されており、夏の暑い日にも快適に過ごせます。

Cafe’s Rest GYPCY(カフェレスト ジプシー)のおすすめポイント

併設するギャラリーではエスニック的なファッションや、様々なグッズの販売も行っています。時には各種アートの展示会なども行われている場所です。犬と同伴で来店される方に人気のミニドッグランでは愛犬と一緒に駆け回って遊ぶことができます。

詳細情報

住所:阿寒郡鶴居村下幌呂南四線東48-3
電話番号:0154-65-2200
アクセス:釧路空港から車で約40分
駐車場:有(8台)、無料
営業時間:11:00〜19:00
定休日:火・水曜日、他不定休
予算・カード使用の可否:1,000円以内、クレジットカード可(JCB、AMEX)

周辺のおすすめスポット情報

・釧路湿原

鶴居どさんこ牧場

広大な10ヘクタールの牧場には、宿泊できるセンターハウスや厩舎兼室内練習場などが完備されています。ホーストレッキングでは在来馬である「どさんこ」に乗ることができ、貴重な野生動物や植物の生息地である釧路湿原国立公園を馬と一緒に闊歩することができます。馬とのふれあいはもちろん、釧路湿原の雄大な自然を見るだけでなく、肌で感じて味わうことができるのが大きな魅力です。

鶴居どさんこ牧場のおすすめポイント

釧路湿原の大自然の中を、「どさんこ」に乗って巡る人気のホーストレッキングは予約制で、朝の9:00開始にて1日コース、半日コース、45分コースとあります。半日コースは4月~9月までの期間限定で、1日3回、約2時間かけて馬との時間を過ごすことができます。季節や天候の状況により、屋内馬場で実施する場合もあります。

詳細情報

住所:阿寒郡鶴居村字久著呂71-1
電話番号:0154-64-2931
アクセス:JR釧路駅より車で50分、釧路空港より車で40分
駐車場:有(15台)、無料
営業時間:カフェ11:00~16:00(L.O.15:30)、引き馬9:00~16:00(受付終了16:00)、ホーストレッキング9:00~(要予約)
定休日:年中無休(正月休みあり)
予算:引き馬1,000円~

周辺のおすすめスポット情報

・釧路湿原国定公園

つるい村民の森

「つるい村民の森」は、展望塔や木製遊具などがある広々とした緑地です。川遊びも可能で、釣りなども楽しめます。利用期間は7月から9月中旬ごろまでになりますが、キャンピングカーで泊まれるパワーサイトもあり、泊まりから日帰りまで家族や大勢でも楽しめる場所です。

つるい村民の森のおすすめポイント

つるい村民の森に隣接するオートキャンプ場は、キャンピングカーで泊まれる人気のパワーサイトのほか、フリーサイトがある炊事場やトイレなどの施設も充実しています。利用時に予約は必要がないため、気ままに利用できます。展望台の他ハイキングコースもありますので、宿泊を伴わなくても気軽に自然を満喫できる場所となっています。

詳細情報

住所:鶴居村鶴居北1丁目69
電話番号:0154-64-2544
アクセス:JR釧路駅からお車でおよそ40分
駐車場:有、無料
営業時間:7月1日〜9月中旬
定休日:期間中無休、(9月下旬から6月は定休)
予算:サイト使用料1張1泊600円

周辺のおすすめスポット情報

・つるい村民の森 オートキャンプ場

ウッディホテル レストラン夢工房

カナダの木材をふんだんに使用したアメリカンタイプのプチホテル内のレストランです。家具や調度品はアメリカ直輸入というこだわりの店内は、広いふきぬけで開放感にあふれており、ゆったりした時間を過ごすことができます。壁一面の広い窓からは四季折々の絵画のような景観を観ることができ、窓越しに樹木や野鳥を眺めながらゆっくりと食事を楽しむことができます。

ウッディホテル レストラン夢工房のおすすめポイント

道産肉や地元産野菜などを使った洋食がメインで、十勝牛を使用しじっくりと煮込んだ「夢工房 特製十勝牛ビーフシチュー」や、餌と水にとことんこだわった「阿寒ポークのソテーランチ」などがあり、ランチにはそれぞれパンとコーヒーが付きます。カレーやサンドイッチなどの軽食からケーキ、パフェなどの喫茶メニューもあり、ギャラリーも併設しているので休憩にも最適です。

詳細情報

住所:鶴居村下幌呂南4線37-20
電話番号:0154-65-2181
アクセス:釧路空港から車で約 35 分
駐車場:有(10台)、無料
営業時間:11:30~18:00(ランチは15:00まで)
定休日:不定休
予算・カード使用の可否:クレジットカード可(VISA、JCB、MASTER、Diners)、予算1,000円~2,000円程度

周辺のおすすめスポット情報

・温根内ビジターセンター

鶴居運動広場

毎年4下旬から10月まで開園している大人から子どもまで誰もが楽しめる約12haの広大な運動広場です。パットゴルフ、水上ボートをはじめ、ゴーカートやミニバッテリーカー、ミニ鉄道など乗り物系の遊具も充実し、子どもたちが楽しめる公園です。場内にはテニスコートやゲートボール場もあり、年配の方が楽しむ姿も見られます。

鶴居運動広場のおすすめポイント

園内には、すべり台やネットくぐり、ウッドサークル、ロープのぼり、ターザンロープなどの木製遊具のアスレチックもあります。また、鶴居町自慢の「つるいチーズ」を使用したメニューを提供しているお洒落なカフェや、野外で炭火にて楽しめるバーベキューコーナーもあります。隣接するグリーンパークでは温泉と食事も楽しめるため1日中楽しめる公園です。

詳細情報

住所:阿寒郡鶴居村鶴居北1丁目3
電話番号:0154-64-2558
アクセス:JR釧路駅より車で約50分
駐車場:有(50台以上)、無料
営業時間:9:00~17:00(9月・10月は~16:30)、4月下旬~10月下旬のみ開園
定休日:11月~4月中旬
予算・カード使用の可否:園内の利用は無料、ゴーカート2人乗り400円、ボート15分4人乗り350円、ミニ鉄道1週250円、スカイサイクル1周250円など、クレジットカード不可

周辺のおすすめスポット情報

・つるいキャンプ場

鶴居村で巡りたい観光スポットと食べるべきグルメのまとめ

鶴居村は釧路湿原に面しており、特有の自然環境が残ります。冬でも景観を楽しむことができますが、おすすめはやはり夏です。特に7月から9月にかけてが、キャンプ場をはじめ運動公園などで、自然を満喫できる一番良い季節と言えるかもしれません。釧路湿原の雄大な景観を堪能できる街、鶴居村にぜひ立ち寄ってみてくださいね。

関連記事

  1. 悲別駅のある町。上砂川町で巡りたい観光スポットとおすすめグルメ7選

  2. 札幌市北区の博物館・資料館3選

  3. 家族で!おひとり様で!和寒町で巡りたいスポット5選

  4. 朝から元気!札幌白石区のモーニング・朝食のお店5選

  5. 積丹完全ガイド(ルート・料金・見どころ・周辺の観光スポットなど)

  6. 訓子府町で巡りたい観光スポットとおすすめグルメ4選!

最近のコメント