南十勝夢街道ってどんな道

北海道にはシーニックバイウェイという言葉があります。これは、「景観・シーン」の形容詞である「シーニック」と、「寄り道」を意味する「バイウェイ」を組み合わせた造語になります。このシーニックバイウェイは、北海道の地域と行政が連携し北海道の地域の魅力を道でつなぎ、美しい環境づくりを目指そうという施策となります。この施策は平成17年度より「シーニックバイウェイ北海道」として本格的にスタートしたもので、今回ご紹介する南十勝夢街道以外にも沢山のルートがあります。
ここでは、シーニックバイウェイの中でも、中札内村などを通る「南十勝夢街道」について道の特性や、それぞれ関連する地域の事などをご紹介していきます。
北海道の大自然を感じることの出来るルートになりますので、北海道観光にお越しになる際は、是非参考にしてください。

南十勝夢街道はこんな道

シーニックバイウェイの中でも、南十勝夢街道は帯広を中心とする十勝の中でも、南に位置するルートで、中札内村から広尾町まで続いているルートです。
シーニックバイウェイの原点でもある「美しい道」の象徴ともいえるルートです。

関連市町村について

南十勝夢街道を通る地域としては、中札内村・更別村・幕別町忠類地区・大樹町・広尾町があります。
北海道の中でも十勝の南に位置する
ここからは、それぞれの地域の特性などをご紹介していきます。

中札内村

中札内村は、花と緑とアートの村として、様々な観光スポットがある町です。中札内村には桜六花公園や、中札内美術村、札内川ダム、ピョウタンの滝、一本山展望タワーなど、観るところも沢山あり、中でも全国的に有名なのはタレントの田中義剛さんが牧場長を務める花畑牧場があります。
花畑牧場では、「生キャラメル」というお菓子で有名になり、今ではチーズを始めとするお土産販売も行っているようです。中札内村では、やまべ放流祭や、村の風景フォトコンテストなどのイベントを行っており、訪れる方のタイミングによっては様々な体験をすることが出来る地域になっています。

更別村

更別村は、広くて豊かな大地で収穫されたじゃがいもや豆類、グリーンアスパラやキャベツなどを始めとする特産品や、地元の牛乳やバターを主原料にしている「ヤチカンバ」、トラクターの力強いタイヤをイメージした「トラクター」という銘菓がある町で、サーキット走行やオートキャンプ場、パークゴルフなどのアウトドアを楽しむことが出来る地域でもあります。特に有名なのは十勝スピードウェイというサーキット場で、全日本ママチャリ耐久レースなどが有名なイベントとなっています。

幕別町忠類地区

幕別町忠類地区は、日本で初めてナウマン象の全身骨格の化石を復元した町で、1988年にオープンしたナウマン象記念館でナウマン象の堂々とした姿を見ることが出来ます。
また、ナウマン象以外にも、明野ヶ丘公園「ピラ・リ」や、丸山展望台、十勝ヒルズなど、他にも観光スポットがある地域となります。

大樹町

大樹町は、全国的に有名となった大樹町宇宙交流センターがある町で、ロケット開発に力を入れているホリエモンが出資している施設です。大樹町を有名にしたこの施設の他、神威古潭や晩成海岸原生花園などが観光スポットとしてある地域です。

広尾町

広尾町は、北海道の中でも十勝館内の最南端に位置する町で、ノルウェーのオスロ市から国外初のサンタランドとして認定されている地域です。
広尾町には全国からサーフィンを楽しむサーファーの方が集まるサーフィンの町としても有名です。

まとめ

ここまで、シーニックバイウェイの南十勝夢街道についてご紹介してきました。
南十勝夢街道の特性や、関連する各地域の情報、シーニックバイウェイについても触れてご紹介してきました。
このルートは十勝の広大な自然とそれぞれの町の特産物や観光名所を周れるルートとなっており、観光にもおすすめのルートです。是非、各市町村の良いところを観光いただき、北海道の自然に癒されてください。

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