帯広市で巡りたい観光スポットとおすすめグルメは、広大な土地を有する十勝だけに絞り切れません。今回は、帯広の魅力をギュッと詰め込んでいるお得なスポットを厳選してお伝えします。ここだけ行っておけば、帯広を網羅して味わうことができますよ!
とかちむら
十勝の美味しいものが一堂に集結していると言っても過言ではないのが「とかちむら」です。食料自給率が1000%を超える十勝、ポテトチップスの品薄なんて何のその、農産物や畜産物の加工食品も豊富で、お土産に事欠きません。産直市場では、十勝の大地の恵みそのままの新鮮な野菜や畜産品に加えて、生花などもあります。スイーツ&セレクトゾーンには十勝の素材だけでつくられたお菓子やオリジナルグッズに溢れています。キッチンエリアでは、チーズにカレーにラーメン、そして名物の豚丼まで、十勝の名物を一通り味わえます。
とかちむらのおすすめグルメ
名物のそろう「とかちむら」で、あえてお勧めしたいのが紫竹ガーデンカフェです。紫竹ガーデンは、十勝平野に広がる15000坪の花畑で、季節を通して約2500種の花々が咲く観光スポットの一つ。本来はガーデンを訪れ、ガーデンの入場料を払ってからしか味わえないカフェメニューの一部がここでは味わえます。特に、フルーツハーブティとスムージーがおすすめです。
詳細情報
住所:帯広市西13条南8丁目1番地 帯広競馬場敷地内
電話番号:0155-34-7307
アクセス:帯広駅から車で5分、徒歩で25分。帯広駅からバスで10分帯広競馬場前から徒歩で1分
駐車場情報:無料(1100台収容可能)
営業時間
とかちむら産直市場:4/29~10/31は10:00〜19:00 、11/1~4/28は10:00〜17:00
とかちむらスイーツ&セレクト:4/29~10/31は10:00〜19:00、11/1~4/28は10:00〜18:00
とかちむらキッチンゾーン:11:00〜22:00(店舗により異なる)
定休日
とかちむら産直市場・とかちむらスイーツ&セレクトは年中無休(紫竹ガーデンカフェのみ木曜定休)、とかちむらキッチンゾーンは店舗により異なる。
予算・カード使用の可否
産直市場とmillion santeのみ利用可能
周辺のおすすめスポット情報
・帯広競馬場
・馬の博物館
帯広競馬場
帯広競馬場は、世界で唯一のばんえい競馬が見られる競馬場です。ばんえい競馬とは、背の高いスリムな馬に騎手がまたがり、周回状になったコースを競争する一般的な競馬とは違い、短い直線の距離を、ずっしりした馬がソリを引きながら力や速さなどを争います。
スピードはないものの、その力強さに、つい「がんばれー!」と声を張り上げてしまうことも。競馬に興味のない方にも一見の価値があります。競馬場のふれあい広場ではポニーやどさんこ馬に触れ合うこともできます。
帯広競馬場のおすすめポイント
競馬場内にある馬の資料館は、ばんえい競馬で競走馬として活躍している「ばんば」に関する資料館です。「ばんば」はもともと十勝の農業を支えてきた馬であり、その歴史を鑑みることができます。年中無休で、入場料も無料なので、レースの合間に見学するのがおすすめです。10時から16時までの開園ですが、1週間前までの予約で館内のアテンドも可能です。
詳細情報
住所:北海道帯広市西13条南9丁目
電話番号:0155-34-0825
アクセス:帯広駅から車で5分、徒歩で25分。帯広駅からバスで11分、帯広競馬場下車徒歩1分
駐車場:無料、750台
営業時間:ばんえい競馬開催日(土~月) 10:00~17:00 ばんえい競馬非開催日(水~金) 11:00~15:00
入場料100円
定休日:不定休
周辺のおすすめスポット情報
・とかちむら
・西町公園
帯広百年記念館
帯広の歴史を手っ取り早く知りたいなら帯広百年記念館がおすすめです。帯広百年記念館は、帯広の開拓がはじまって100年目の1982年に博物館と創造活動センターを併設する複合施設として開館しています。十勝の開拓の歴史、自然やくらし、十勝で本格的な開拓が始まって以降の農業王国の確立までのあらすじや、十勝の先史時代、アイヌ文化といった先住の人びとの生活・文化も紹介しています。
帯広百年記念館のおすすめポイント
北海道では最も古い土器が2003年に帯広市大正3遺跡から発見され、その土器は2013年に海産物を煮炊きした土器としては世界最古という結果が英国の科学雑誌ネイチャーから発表されました。その土器が現在「最古の土器」コーナーで展示されています。また、アイヌ文化とさまざまな野生生物のかかわりを解説している展示室では、動植物56種のはく製と38点の標本が豊富な写真とともにみられるのもポイントです。
詳細情報
住所:帯広市緑ヶ丘2番地
電話番号:0155-24-5352
アクセス:帯広駅前バスターミナルから拓殖バス、ニュータウン西23条行に乗車、緑ヶ丘6丁目前下車後徒歩5分
駐車場情報:無料(100台)
営業時間:常設展示室 9:00~17:00(入場は16:30まで)
定休日:月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日(土・日は開館)、年末年始(12/29~1/3)
予算:常設展示室観覧料金は大人380円、高校生190円、65歳以上190円、小・中学生は無料、通年利用券や3館共通利用券あり
周辺のおすすめスポット情報
・北海道立帯広美術館
・おびひろ動物園
六花亭 本店
北海道のスイーツといえば、六花亭は欠かせないでしょう。北海道各地で見かける六花亭の商品ですが、帯広で創業し今も本店が帯広にあります。創業は1933年ですが、「六花亭」という名前になったのは1977年で、その後発売された「マルセイバターサンド」は40年近くにわたって愛され、今や北海道の銘菓の定番として欠かせません。
六花亭本店のおすすめポイント
六花亭と言えば、北海道産の上質な素材を使ったお菓子を思い浮かべますが、喫茶室ではピザ等の軽食もいただくことができます。シンプルな素材の喫茶室限定のお菓子やスイーツが食べられるのもポイントです。お中元やお歳暮の時期など、季節によって限定発売のお菓子もあり、いろいろな商品に目移りすること間違いなしです。
また、文化活動にも力を入れているので、本店には画廊やホールもあります。コンサートを始め、児童詩誌の製作や寄席の開催など、その活動は多種多様です。
詳細情報
住所:北海道帯広市西2条南9丁目6
電話番号:0155-24-6666
アクセス:JR帯広駅より徒歩7分
駐車場情報:9台有
営業時間:9:00~19:00 喫茶室は10:30~18:30(L.O.18:00)
定休日:なし
予算・カード使用の可否:100円から、カード利用可
周辺のおすすめスポット情報
・豚丼 ぱんちょう
豚丼 ぱんちょう
帯広の名物の一つとして欠かせないのが豚丼ですが、その元祖として有名なのがこちらです。1933年に創業し、80年以上同じ場所で多くの市民からも愛されてきた名店です。地元で育った豚肉をさらにおいしく食べるための試行錯誤の末に生み出した豚丼の味を3代にわたって守り続けています。
豚丼 ぱんちょうのおすすめポイント
十勝産ロース肉を丁寧に炭火で焼き上げており、余分な脂を落とした上で、秘伝のたれで仕上げられています。柔らかくて、香ばしい豚丼は、上品な中にもどこか懐かしい味わいがします。松竹梅の梅が上位なのは創業者の女将さんの名前が梅さんだったからという理由にもお店の温かさを感じます。持ち帰りもできるので、お土産にも喜ばれますよ。
詳細情報
住所:帯広市西1条南11丁目19番地
電話番号:0155-22-1974
アクセス:帯広駅前から徒歩3分
駐車場情報:なし(駅地下駐車場は30分無料)
営業時間:11:00~19:00
定休日:毎週月曜日、第1・3火曜日
予算・カード使用の可否:1,000円から2,000円、カード利用不可
周辺のおすすめスポット情報
・六花亭 帯広本店
・帯広駅
帯広市で巡りたい観光スポットとおすすめグルメのまとめ
帯広は、ジャガイモをはじめとする豊富な野菜、酪農に起因する美味しいバターにチーズ、種類も豊富な小麦、そして様々な豆と特産品に溢れています。また、豚丼にカレー、特産品を生かしたパンにスイーツと、紹介しきれないほどの食の恵み豊かな街でもあります。その農業大国である帯広を語るには欠かせない歴史とばんばを中心に、帯広の魅力をギュッと詰め込んだ観光スポットを厳選してご紹介しました。
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