怖くて可愛い鬼の姿も見られる!登別市で巡りたい観光スポットと食べるべきグルメ6選

登別市で巡りたい観光スポットと言えば、まずは温泉街が挙げられるでしょう。「新日本旅行地100選」など、日本の温泉地として高い評価を受けている登別温泉をはじめ、「名湯百選」にも入っているカルルス温泉など、様々な温泉を満喫できる街です。また、テーマパークや体験施設も充実しているので、1日ではすべてを回り切れません。メインとなる観光スポットを厳選してお伝えします。

大湯沼

日和山が噴火した時の火口跡で、周囲1キロメートルのひょうたん型の沼です。硫黄泉が噴き出している沼底は約130度もあり、表面でも約40度~50度の温度があります。昔は底に堆積する硫黄を採取していた場所でもあります。駐車場を挟んで奥の湯があり、そこでも「ふき」と呼ばれる円錐形の沼底から、灰黒色の硫黄泉が激しく噴出しています。奥の湯の表面温度は約75度~85度と非常に高く、地獄の湯釜のようにも見えます。

大沼湯のおすすめポイント

大湯沼から溢れるお湯が流れをつくる大湯沼川は「お湯の川」で、大沼湯の道路に沿ってきた道を戻るように歩いて行くと、山の中に游歩道があります。遊歩道を歩いて行くと、大湯沼から溢れ出した温泉が足湯となっており、歩き疲れた足を癒すことが可能です。途中には、「大正地獄」と名付けられたお湯の沼があります。間欠泉のためお湯の量が一定の間隔で増えたり減ったりし、また湯の色が灰色、緑色、青色など七色に変わることでも有名です。

詳細情報

住所:登別市登別温泉町無番地
電話番号:0143-84-3311(登別国際観光コンベンション協会)
アクセス:登別駅から車で15分
駐車場:有(乗用500円)
営業時間:24時間営業、冬季通行注意
定休日:なし
予算・カード使用の可否:無料

周辺のおすすめスポット情報

・大湯沼川天然足湯
・大湯沼川
・大正地獄

登別温泉街

登別温泉は北海道屈指の温泉地で、豊富な湯量と、多彩な泉質に恵まれた温泉を有した宿泊施設が立ち並びます。登別温泉のメインストリートである極楽通りは閻魔堂が設置されており、そこに鎮座する閻魔様は普段は優しいお顔ですが、1日に5~6回ある「地獄の審判」の時間になると、けたたましい音が鳴り響くとともに怖い表情に変わります。大きな像ということもあって、特に小さな子は本当に怖がるほど迫力満点です。

登別温泉街のおすすめポイント

温泉街の入り口には、約3時間の間隔で勢いよく噴き出す間欠泉を観ることができる公園もあります。間近で観ると、音と湯気を伴いとても迫力があります。公園の広場を取り巻くように、運気アップのモニュメントも設置されています。商店街には、温泉街ならではのお土産もそろうので、車は駐車場に泊めたまま、温泉の後の湯冷ましに、散策がてら立ち寄るのがおすすめです。

詳細情報

住所:登別市登別温泉町
電話番号:0143-84-3311(登別国際観光コンベンション協会)
アクセス:登別駅からバスで15分
駐車場:有(地獄谷駐車場を利用、乗用車500円)
営業時間:施設により異なる
定休日:施設により異なる
予算・カード使用の可否:施設により異なる

周辺のおすすめスポット情報

・泉源公園の間欠泉

登別地獄谷

「地獄谷」は登別温泉街の北東にある登別温泉最大の泉源地で、長さが約450メートルもある爆裂火口跡です。1日1万トンのお湯が自然に湧出しており、多くの噴気孔や湧出口が点在しています。その独特の地質といくつもの白煙を上げている様子はまさに地獄を思わせます。入口を入ってすぐの緩やかで広い坂を上ると広い展望スポットがあり、さらに奥には地獄谷の中を進むことのできる遊歩道が整備されています。

登別地獄谷のおすすめポイント

遊歩道を歩いて行くと、地獄谷のほぼ中央に柵で囲まれた小さな間欠泉があります。そこは鉄泉池といわれ、湯煙を上げて煮えたぎる様子から湯煙地獄として知られています。奥に進むほどに硫黄系の強烈な匂いも相まって、地獄の中を見学している気分に浸れます。木道や階段が整備されてはいますが、奥の院などへは、足場が悪く勾配のある場所もあるので、無理せず散策しましょう。

詳細情報

住所:登別市登別温泉町無番地
電話番号:0143-84-3311(登別国際観光コンベンション協会)
アクセス:登別駅からバスで15分
駐車場:有、乗用車500円
営業時間:24時間営業 ※ただし、地獄谷展望台の照明は23:00まで
定休日:なし
予算・カード使用の可否:無料

周辺のおすすめスポット情報

・鉄泉池

のぼりべつクマ牧場

登別温泉街の南東にそびえる四方嶺の山頂一帯にある牧場で、140頭ほどのヒグマが飼育されています。火の輪くぐり、さかだちなどの曲芸が披露されるクマのショーも行われています。また、場内には「人のオリ」と呼ばれる、ガラスを挟んで間近でクマの生態を観察することができるスポットもあります。クマにおやつをあげることもでき、手を挙げるなど可愛くアピールするクマの様子を観ることもできます。

のぼりべつクマ牧場のおすすめポイント

のぼりべつクマ牧場にはロープウェイで行きます。ロープウェイ料金は入場料に含まれており、片道約7分のロープウェイの旅がもれなくついてきます。牧場でクマはオスとメスに分かれて飼育されているため、オスとメスの違いもよく観察できますよ。

詳細情報

住所:登別市登別温泉町224番地
電話番号:0143-84-2225
アクセス:温泉街からロープウェイ乗り場まで無料シャトルバスを運航
駐車場:有(200台)、普通車520円、二輪車200円
営業時間:8:30~16:00(夏は16:30、17:00まで延長)
定休日:年中無休、ただし強風などによるロープウェイ運行中止の場合は休園、その他ロープウェイ法定検査による休園期間あり
予算・カード使用の可否:大人2,592円、小人1,296円

周辺のおすすめスポット情報

・倶多楽湖

登別マリンパークニクス

メインの展示室となる「ニクス城」は橋を渡った場所にある西洋風のお城で、その中には約400種、20,000点の生き物が展示されています。エントランスにある「クリスタルタワー」や、メインの大水槽の上を進んでゆくエスカレーター、さらにアクアトンネルと迫力のある展示が豊富。ほかにも、タッチプールや、光と音と香りで演出された道内最大級のクラゲ水槽など、見て、触って身近に楽しむことができます。イルカのやアシカ、オットセイのショーなども充実しています。

登別マリンパークニクスのおすすめポイント

併設された遊園地「ニクスランド」には、メリーゴーランドやバッテリーカーをはじめ、様々な装飾がひときわ目をひく、全高約30メートルにもなる観覧車もあります。観覧車に乗って頂上まで行くと、遠くに広がる噴火湾の雄大な姿を一望できます。4月中旬~10月中旬までに11:00から16:00の限定営業ですが、子どもから大人まで幅広く楽しめる遊園地です。登別温泉から無料送迎バスも出ているのもポイントです。

詳細情報

住所:登別市登別東町1丁目22
電話番号:0143-83-3800
アクセス:JR登別駅より徒歩約5分
駐車場:有(750台)、自動車500円、二輪車200円
営業時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
定休日:2018年4月9日~4月13日
予算・カード使用の可否:中学生以上2,450円、4歳~小学生1,250円、乳幼児3歳以下無料

周辺のおすすめスポット情報

・登別駅

登別伊達時代村

登別伊達時代村に一歩踏み入れると、まるで江戸時代にタイムスリップしたかのような雰囲気が漂います。建物などはもちろん、スタッフの衣装も徹底して江戸そのもの。忍者ショーなどが何カ所かで行われており、忍者屋敷やお化け屋敷などがあります。忍者や江戸時代の姫の衣装をまとって園内を歩くこともでき、忍者や侍の格好をしたスタッフと写真を撮ることもできますよ。

登別伊達時代村のおすすめポイント

施設内にはラーメン屋とソバ、うどん、丼ものが揃う定食屋に加え、お団子やあんみつなどを提供する甘味処があります。お土産を扱うお店では、小判の形をした「悪代官まんじゅう」や、木刀など江戸にちなんだお土産品もそろいます。吹き矢、手裏剣などのゲームができる場所や、江戸の服装で写真を撮れる写真館もあります。時代村特有の「両」での支払いとなっているのもポイントです。

詳細情報

住所:登別市中登別町53−1
電話番号:0143-83-3311
アクセス:登別駅からバス8分
駐車場:有(1,000台以上)乗用車500円、バイク200円
営業時間:9:00~17:00(11~3月は16:00まで)
定休日:年中無休(2018年3月5~8日は保守点検のため休村)
予算・カード使用の可否:中学生以上2,900円、小学生1,500円、幼児600円

周辺のおすすめスポット情報

・登別温泉通桜並木

登別市で巡りたい観光スポットとグルメのまとめ

登別市は地獄谷にちなんで、たくさんの鬼の姿を見ることができます。温泉街にも可愛い鬼のモチーフがたくさん見られます。また、無料送迎バスの走る水族館に時代村、クマ牧場はロープウェイで訪れる仕組みになっており、いろいろな場所への移動も楽しく行えます。子ども連れはもちろん、幅広い年齢のグループで楽しめる街です。

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