星空の綺麗な街。名寄市の観光スポット5選!

旭川市から北へ約70㎞、北海道の道北地方に位置する名寄市は、農業が盛んでもち米は日本一の作付面積を誇り、アスパラガスも道内有数の作付面積と収穫量となっています。夏と冬の寒暖差が60℃以上もあり、夏には市内各所で観賞用やひまわり油のために栽培されたひまわりが咲き、冬には太陽が空気中のダイヤモンドダストに反射して柱のように輝く「サンピラー」が見えることで有名な街です。今回は、そんな名寄市のおすすめの観光スポットを5つご紹介します。

おすすめスポット紹介

1.北海道立サンピラーパーク

「北海道立サンピラーパーク」は、森林・水・草原・花畑が広がる自然が豊かな公園です。敷地内にある「サンピラー交流館」の中心的施設である多目的ホールは、冬季にはカーリングホールとして、夏季にはボールプールなどの遊具や、卓球などの軽スポーツを楽しむことができます。また、正面入り口付近には大型遊具が置かれ1年を通じて自由に遊ぶことができます。

「ふるさと工房館」には、研修室、アトリエⅠ(多目的棟)、アトリエⅡ(陶芸棟)があり、陶芸や編み物、機織り、木工、そば打ちなど様々なものづくりを体験することができます。

北海道立サンピラーパークのおすすめポイント

屋外には、スケートボードやインラインスケートが楽しめる「ストリートスポーツ広場」や、ちびっこに人気に噴水のある「水遊びの広場」、大人も子供も楽しめる山型のトランポリン「ふわふわドーム」など施設があり、冬季のカーリングホールの使用以外は全て無料で楽しめます。

「風の丘」には、ひまわり・コスモス・亜麻・サルビア・ラベンダーなど、「やすらぎ庭園」には、桜・ツツジの他、宿根草のミニガーデン・アジサイ等と季節に合わせ咲き誇る綺麗な花を鑑賞することもできます。

詳細情報

■住所
名寄市日進147
■電話番号
01654-3-9826
■アクセス方法
道央自動車道士別剣淵ICから約1時間
JR北海道宗谷本線「名寄駅」タクシーで10分
■駐車場
あり(無料)
■営業時間
4月   9:00 ~ 17:00
5月~  9:00 ~ 18:00
11月1日 ~ 3月31日 10:00 ~ 22:00
■定休日
12月29日~1月1日
■予算
冬季のカーリングホールのみ、使用料金がかかります。
■カード

周辺のおすすめスポット

2.名寄市北国博物館

「名寄市北国博物館」は、寒冷・多雪な名寄市の気候風土をパネルや模型を使いわかりやすく解説した博物館です。名寄公園の南側ミズナラの原生林に囲まれた、名寄の街並みを見渡すことのできる丘の上にあります。正面のホールに入ると、名寄の極寒の冬を代表する自然現象の「サンピラー」をイメージした地球の自転を証明する「フーコーの振り子」が来館者を迎えてくれます。

名寄市北国博物館のおすすめポイント

1階は、「北国」をテーマに冬の自然と暮らしにこだわった常設コーナーや多目的に利用できるギャラリーホールなど、2階は80名が収容できる講堂や地域情報コーナー、研究室などが設置されています。常設コーナーには、住居や暖房器具の実物が資料として展示されていたり、アイヌ関連の資料も見ることができます。

博物館の正面には、国内唯一の「機関車・マックレー車・ロータリー車・機関車」によるキマロキ編成の排雪列車が野外展示されており、全国から鉄道ファンが見学に訪れます。

詳細情報

■住所
名寄市字緑丘222
■電話番号
01654-3-2575
■アクセス方法
JR北海道宗谷本線「名寄駅」から徒歩で約16分、車で約6分
■駐車場
あり
■開館時間
9:00~17:00
■休館日
月曜日、年末年始
■予算
入館料 小学生・中学生以下 無料 高校生以上 200円
■カード

周辺のおすすめスポット

・名寄公園
・名寄市営球場

3.なよろ市立天文台「きたすばる」

なよろ市立天文台「きたすばる」は、2010年にオープンしたプラネタリウム併設の天文台です。北海道大学が製作した日本で2番目の大きさを誇る「1.6m反射望遠鏡(愛称:ピリカ望遠鏡)」や50㎝反射望遠鏡(愛称:きたてらす望遠鏡)などで天体観測を楽しむことができます。

なよろ市立天文台「きたすばる」のおすすめポイント

2階の屋上天体広場からは、名寄市を一望することができ、また夜には肉眼でも星空の観察を楽しめます。併設されたプラネタリウムは、最新設備のデジタル式でつぎめの無い直径8mのドームスクリーンに、ハイビジョンプロジェクター2台で星空を投影しています。プラネタリウムの全50席には、格納式のテーブルと電源が備え付けられプラネタリウムの用途だけでなく講演会やライブイベントなども行われています。イベントの開催予定はホームページに掲載されていますので、事前に確認してから行くといいですよ。

詳細情報

■住所
名寄市字日進157番地1  北海道立サンピラーパーク里見の丘
■電話番号
01654-2-3956
■アクセス方法
道央自動車道士別剣淵ICから約1時間
JR北海道宗谷本線「名寄駅」からタクシーで約15分
■駐車場
あり
■開館時間
夏季 4月~10月 13:00~21:30
冬季 11月~3月 13:00~20:00
■休館日
月曜日、祝日の翌日(日曜日および土曜日を除く)、年末年始(12月30日~1月6日)
■予算
観覧料 一般 410円 学生 300円 65歳以上 200円 高校生以下、障がい者 無料
■カード

周辺のおすすめスポット

4.比翼の滝、晨光の滝

「比翼の滝」と「晨光の滝」は、天塩川の支流でピヤシリ山系を源流とする吉野川の上流にある滝です。場所は、名寄市の中心部から道道美深名寄線を北に9㎞、智東三線林道に入り6㎞ほどにあります。滝の下流、吉野川沿いには駐車場や遊歩道があり、野鳥の声を聴きながら森の中の散策を楽しめます。

比翼の滝、晨光の滝のおすすめポイント

「比翼の滝」は、落差7m、幅5mの直瀑です。「比翼の滝」からさらに約1㎞上流には、落差7m、幅4mの直瀑の「晨光の滝」があります。「比翼の滝」と「晨光の滝」は、併せて「兄弟滝」とされています。見ごろは春先5月から6月の増水期がおすすめで迫力ある姿を見ることができます。

詳細情報

■住所
名寄市智東
■電話番号
01654-3-2111 名寄市経済部営業戦略室営業戦略課
■アクセス方法
JR北海道宗谷本線「名寄駅」から車で約30分
■駐車場
あり
■営業時間
■定休日
■予算
■カード

周辺のおすすめスポット

5.ふうれん望湖台自然公園キャンプ場

「ふうれん望湖台自然公園キャンプ場」は、灌漑用のダム湖「忠烈布湖」湖畔の広大な自然を生かした公園の中にあるキャンプ場です。「ふうれん望湖台自然公園」は「花の王国」と言われ5月にはサクラ、6月上旬にはスズラン、6月下旬には15,000株ものシベリヤアヤメ乃花を見ることができます。
敷地内には、テニスコートやローラースケート場、パークゴルフ場、ソフトボール場、アスレチックなどのさまざまなレクリエーション施設が整っています。

ふうれん望湖台自然公園キャンプ場のおすすめポイント

キャンプ場には、オートキャンプ場が20サイト、テントサイト15、フリーサイト200あり、バンガローやコテージも利用することができます。3棟あるコテージにはテレビや冷蔵庫、ガステーブル、シャワーなどの設備が整っていて自然の中でゆっくりとした時間を過ごしたい人にはおすすめです。キャンプ場はバリアフリー対応にもなっており、盲導犬の受け入れが可能であり、トイレやスロープなど車いす対応となっています。

詳細情報

■住所
名寄市風連町字池の上
■電話番号
01655-3-2755 ふうれん望湖台センターハウス
■アクセス方法
JR北海道宗谷本線「風連駅」から車で約10分
■駐車場
あり
■営業時間
■営業期間
5月1日~10月31日
■予算
オートキャンプ場1泊1台 2,160円 キャンプ場林間サイト1泊1張 756円 キャンプ場フリーサイト1泊1張 540円
■カード

周辺のおすすめスポット

まとめ

星空の綺麗な街。名寄市の観光スポット5選のまとめ

いかがでしたか。今回は道北の街「名寄市」でおすすめの観光スポットを5つご紹介しました。夏季には豊かな自然を満喫できる「ふうれん望湖台自然公園」とキャンプ場で、冬季には雪質日本一の「名寄ピヤシリスキー場」でと、名寄市では1年を通じてアウトドアを楽しむことができます。また、初夏には特産のアスパラガスなど美味しいグルメも味わえますので、是非名寄市に遊びに行ってみてはいかがでしょうか。

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torakichi

北海道大好きな道産子ライター。北海道の観光と食の情報を発信しています。資格:北海道観光マスター、北海道フードマイスター、日本酒ナビゲーターなど、好きな食べ物:旭川ラーメン、焼鳥、お寿司、趣味:一人で呑み歩き

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