旭山動物園、見どころとルートを押さえた完全ガイド!

旭川市にある旭山動物園は、道外から北海道を旅行しようとしている方の多くがルートに加える観光スポットのひとつです。旭山動物園は敷地こそコンパクトと評されることが多いものの、展示レイアウトについては見やすい・回りやすいと評判の高い動物園で、動物の食事の様子を見ることができたり、動物を間近に見られることなどが魅力です。この記事では、旭山動物園を御心ゆくまで楽しみ尽くすための方法についてご紹介いたします。

旭山動物園へのアクセスと園内のおすすめ観光ルート

旭山動物園旭川市東旭川町にあります。道外などから観光のために訪れた方の場合であれば、JRの「旭山動物園きっぷ」や、北海道中央バスの「旭山動物園往復バスセット券」などを購入して旭川駅から旭山動物園までアクセスをすることになるでしょう。北海道観光のルートに旭山動物園を加える場合で、旭川に滞在せず動物園だけを回りたいという場合には、札幌駅前ターミナルから旭川ターミナルまで、高速バスで2時間ほどでアクセスすることができます。
旭山動物園内では、それぞれの動物の習性に応じて観覧スペースが設けられています。園内を見て回る際には、正門・西門・東門の位置関係をおさえておくのがおすすめです。東門が坂の一番上となり、正門は一番坂の下となります。団体での訪問の場合には東門からの入場が多くなりますが、まずは正門までテナガザルやオランウータン、シマフクロウ、エゾシカなどのゾーンを見ながら下り、正門からはきりんやかば、クジャクやチンパンジーなどを見ながら坂を登るようにすると、すべての動物を効率よく見ていくことができるためおすすめです。

旭山動物園観光の料金

旭山動物園の入園料は通常料金と市民特別料金に分かれています。高校生以上の大人料金は、通常料金が820円、市民特別料金が590円です。中学生以下は市民であるかにかかわらず無料です。団体利用の場合(有料入園者が25名以上の場合)には、通常料金が720円、市民特別料金は490円です。一泊二日で旭山動物園を楽しめる「おもてなし券」は、通常料金・市民特別料金ともに820円です。1年間有効な「動物園パスポート」は1020円で、これも同様に通常料金・市民特別料金共通の金額です。
旭川市内に在住している70歳以上の方、身体障害者手帳や療育手帳などを持っている方、介護保険・生活保護、学校や青少年活動の引率で訪れる方の場合には、入園料免除の対象となります。該当することを示すための公的機関が発行する書類等を提示することが必要です。
入園券や動物園パスポートは、旭山動物園の正門・西門・東門での売札所で販売されているほか、旭山三浦庭園連絡ゲート、市役所・市民文化会館などの厚友会売店、市内の旭川ホテル旅館協同組合加盟のホテルなどで購入することができます。

旭山動物園の見どころ

北海道を旅行する方の多くが旭山動物園を訪れる理由は様々ですが、まずひとつは、旭山動物園では、北海道らしさを感じる動物と出会えるということが挙げられるでしょう。エゾシカは道外の方にとっては馴染みのない動物ですし、シマフクロウやオオカミなど、動物園でもなかなか見ることができない動物たちと出会えることは、旭山動物園のひとつの特徴といえます。
また、北海道にはヒグマが生息していますが、野生で出会うことが少ないヒグマの食事シーンなども、こうした動物園の中で眺める分には安心して見ることができます。
ヒグマの食事にその特徴が現れるように、旭山動物園は単に動物を「展示」しているのではなく、「行動展示型」の動物園であることが特徴とされています。動物の生活や食事などの行動を生で見ることができることは、子どもたちはもとより、大人にとっても意義の大きいものといえるでしょう。

旭山動物園周辺の観光スポット

旭山動物園から旭川市中心部へ足を伸ばすと、様々な観光スポットがあります。北海道といえば札幌・函館・旭川のそれぞれ特色あるラーメンが有名ですが、南永山駅の付近には「あさひかわラーメン村」があります。ここは複数の特色あるラーメン屋さんが集結しているところです。また、北永山駅にほど近い川沿いには「川のふるさと交流館さらら」があります。河川の水害防止についての取り組みや永山地区の歴史等についての展示もあるので、学習目的で訪れてみるのもよいでしょう。

まとめ

旭山動物園は、動物との距離が近いことや、単に動物がいるというだけではなく、動物の生活や行動に着目した展示が行われていることが特徴です。旭山動物園には市内だけではなく道内各所からアクセスが可能であるため、旅行の際にはぜひ立ち寄ってみるのがよいでしょう。

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