歴史のロマンあふれる!道の駅 だて歴史の杜を紹介!

伊達市にある道の駅 だて歴史の杜を紹介します。有珠山のふもとに位置する伊達市は、北海道の中でも特に歴史が深い街のひとつです。歴史のロマンあふれる道の駅で、充実のひと時を過ごしましょう。

有珠山のふもとにある歴史の街! 道の駅 だて歴史の杜へのアクセス方法は?

北海道を代表する火山、有珠山。有珠山は江戸時代以降頻繁に噴火を繰り返しており、有珠山の西側に広がる内浦湾が別名「噴火湾」と呼ばれる由来にもなりました。

そんな有珠山のふもとに位置している自治体が伊達市です。街の名前は伊達氏がこの地の統治を行ったことから名づけられ、北海道の中でも歴史が深い街のひとつとなっています。積雪量が冬でも少なく、比較的温暖な気候であることから「北の湘南」という別名もつけられています。

伊達市にある道の駅 だて歴史の杜は、室蘭市から伸びる国道37号線上に位置しているスポットです。国道沿いにあり特徴的な建物を数多く持っていることから、歴史好きの方たちを中心にひそかな人気になっている場所でもあります。

道の駅 だて歴史の杜は、国道37号線上のこの歩道橋を目印にするとすぐに到着することができます。

歴史の息吹を体感できる! 道の駅 だて歴史の杜とは?

道の駅 だて歴史の杜は、2012年に現在の場所へと移転してきた施設です。城風の施設が印象的な道の駅であるため、ただドライブをしていただけという方であっても思わず車を停めてしまうのではないでしょうか。

道の駅施設内には特産品販売コーナーやレストランのほか、伊達市にゆかりのある直木賞作家、宮尾登美子文学記念館などが設けられています。また道の駅施設自体も城をモチーフとした建物になっていることからおもむきがあり、敷地内を散策しているだけでも楽しく過ごすことが可能です。

道の駅 だて歴史の杜外観。雪の積もる北海道には瓦屋根の建物がほとんどないため、こちらの施設は目を引くものとなっています。積雪が少ない伊達ならではの建物だと言えるでしょう。

国道に面して大きな看板もあるため、見つけることは容易です。

伊達氏が拓いた土地であるため、こちらに限らず伊達市内には伊達政宗の特徴的な兜がいくつか飾られています。

道の駅施設の隣は「だて歴史の杜総合公園」になっており、城のようになっている施設内を散策することができます。

大手門風のこちらの門をくぐって、総合公園内に入っていきます。

巨大な石垣。3メートルから4メートルほどあり、鉄壁の防御を誇っています。

公園内では、晴れていれば有珠山系の山々の姿を見ることができます。

江戸時代の雰囲気から一転、近代的な雰囲気の伊達市カルチャーセンターはこちらの公園内にあります。

カルチャーセンターの奥には、伊達市総合体育館もあります。

総合体育館の前には芝生の広場もあり、身体を動かして遊ぶことができます。

総合公園の隣に建っている城垣町の建物が、宮尾登美子文学記念館です。直木賞作家の宮尾登美子は、1999年から2003年まで、伊達市内の山荘に住んで「宮尾本平家物語」を執筆していました。その縁もあって、宮尾登美子の功績を伝える文学館が伊達市に建てられたのです。

道の駅施設に戻ってみましょう。施設内には、広々とした特産物販売コーナーが設けられています。

生産者の顔が見える商品ばかりで、安心感があります。

無料休憩所兼レストランスペースも設けられています。フードコートのような雰囲気です。

こちらの名物店である「だてのてんぷら」の解説がなされています。有志によって復活した「だてのてんぷら」は、忘れずに食べておきたいところです。

筆者はかけそばとともにだてのてんぷらをいただきました。そばはコシがあり、程よい量でスルスルと食べ進めることができました。

こちらが、だてのてんぷらです。今回は玉ねぎ天をいただきました。玉ねぎのサクサク感と天ぷらの香ばしさが見事にマッチしており、そばつゆにもよく合います。この組み合わせは、ぜひとも試してみるべきでしょう。

伊達市のコミュニティFM「wi-radio」のスタジオも道の駅内にあります。

厳密には道の駅施設ではありませんが、道の駅に隣接する「びっくりドンキー」も、道の駅の建物と同じ瓦屋根となっています。こちらもあわせてチェックしておきましょう。

道の駅 だて歴史の杜のまとめ

道の駅 だて歴史の杜は、北海道の中でも特に歴史が深い伊達市の施設ということもあり、瓦屋根のおもむきがある建物がメインのスポットとなっています。城風の門が印象的なだて歴史の杜総合公園や、宮尾登美子文学記念館と合わせて、伊達市に訪れた際には必ず寄っておきたいスポットだと言えるでしょう。

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Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

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