噴火湾の町でホタテを味わう!道の駅 とようらを紹介!

豊浦町にある道の駅 とようらを紹介します。噴火湾に面した豊浦町は、北海道でも屈指のホタテの産地となっています。道の駅でも、噴火湾で獲れたホタテをさまざまな形で味わうことができます。

噴火湾を望む街! 道の駅 とようらのアクセス方法は?

室蘭方面・ニセコ方面のどちらからもアクセスが容易な立地にある自治体、豊浦町。豊浦町は人口4,000人程度という小さな町であり、漁業が基幹産業の街となっています。

豊浦町は噴火湾に面した場所にあり、北海道の中でもかなり暖かい地域であることも特徴です。しかし同じ道南の室蘭などと違い冬場は雪が積もりやすく、豪雪地帯となっているために雪かきなどが必須になっています。

そんな豊浦町の観光名所のひとつが、「道の駅 とようら」です。室蘭方面から伸びる国道37号線上に位置するこちらの道の駅は、噴火湾の手前に位置する施設です。ドライバーのための休憩施設としてだけでなく、地元住民の方にとっても重要な交流施設・コミュニティセンターとして活用されています。

道の駅 とようらは国道37号線上の函館方向に位置しているため、アクセスの際には迷うことなく到着することができるでしょう。道の駅が近づいた際には案内看板なども見えてきますので、簡単にアクセスすることが可能です。

道の駅施設からの景観。遠くには豊浦町に位置している「小花井山」、および噴火湾を望むことができます。

道の駅 とようらの看板。国道37号線上にあるため、容易にアクセスすることができます。

町のことを全て網羅! 道の駅 とようらとは?

道の駅 とようらは、豊浦町の町の産業や観光情報などを一手にまとめた施設であり、この場所に来れば町のことがほとんどすべて網羅できるのが大きな特徴です。町の特産品などの直売所では、豊浦町でどのような産業が行われているのかを理解することができます。

また、豊浦町出身の元プロボクサー、内藤大助選手の獲得したトロフィーなどが飾られていることも特徴です。現在はテレビタレントとしての活躍がメインとなっている内藤大助選手ですが、現役時代の戦績はすさまじいものであり、特にタイのプロボクサー、ポンサクレック・シンワンチャー選手との死闘、そして亀田興毅選手との世界王者をかけた対戦は日本プロボクシング界の歴史に残るものとなりました。

このように、豊浦町の有名なもの・ことがほぼすべて網羅されている道の駅 とようらは、豊浦町を知る上でも必ず訪れておきたい場所だと言えるでしょう。

道の駅 とようら外観。コンクリート造りの建物と、外側を囲うログハウス調の壁が印象的です。

駐車場も広く取られており、車が停めやすいようになっています。

施設の周辺は渡り廊下のようになっており、ベンチも設置されています。夏場は、ソフトクリームなどをここで食べるのも良いでしょう。

施設入り口。

2003年に出来た比較的新しい施設であり、内装は大変綺麗なものとなっています。

豊浦町は「洞爺湖有珠山ジオパーク」の一部になっており、その雄大な自然の中で育まれる農作物や海産物は、ぜひとも一度味わっておくべきでしょう。

日によっては写真のように、その日獲れたばかりのホタテなどの海産物を豪快に売っていることもあります。

噴火湾ではカキなども獲れます。こちらは加熱用ですので、決して生で食べてはいけません。

豊浦町の周囲に広がる噴火湾は、北海道でも指折りの漁場のひとつです。東海大学が豊浦町と共同で、水産資源の研究に力を注いでいます。

世界的にも有名なプロボクサーとなった内藤大助選手は、豊浦町の「郷土の星」です。

これまでに獲得したトロフィーなどが、所狭しと並べられています。

道の駅 とようらは、グルメも見逃せない!

道の駅の施設内に入ってすぐの食堂では、豊浦町で獲れる特産物を使った料理が提供されています。特に揚げ物系のメニューが充実しており、豊浦産の豚肉や海産物などをふんだんに使った料理が提供されているのが特徴です。

イートインスペースのような形で座席が用意されています。

食堂のすぐ脇には、昔ながらの薪ストーブが設置されているのも特徴です。

開放的なフロアの中にある注文ブース。店員さんはフレンドリーで、ホスピタリティを感じられます。

名物のホタテのフライには、「ホタテフライ級」という内藤大助選手にかけたネーミングがなされています。内藤大助選手が戦っていた階級も、フライ級でした。

今回は、ホタテフライ級をあさつき醤油でいただくことにします。

大粒のホタテが3つほど刺さっている串の食べ応えは抜群で、あさつき醤油が素材のうまみを引き立てています。かなりボリューミーで、小食の方ならこれだけでも満足できるかもしれません。

豊浦町は酪農も盛んです。豊浦町で獲れた豚肉を使った「豚ザンギ」もおすすめです。薄く切った豚肉がカラリと揚げられているため、あっさりといただけます。

道の駅 とようらのまとめ

道の駅 とようらは、噴火湾を望める場所に位置している施設です。豊浦町の特色を網羅している道の駅の施設は、初めて町を訪れた方ならば必ずチェックしておきたい場所だと言えるでしょう。豊富な農産物、海産物を使った料理も、ぜひとも食べてみてはいかがでしょうか。

The following two tabs change content below.
Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

関連記事

  1. 日本海に沈みゆく夕陽!道の駅 ルート229元和台を紹介!

  2. 展望台からオホーツク海を眺めよう!道の駅 おうむを紹介!

  3. まさに「大空と大地の中で」!十勝地方東部の道の駅6選

  4. 2つの河川がもたらす自然の恵み!道の駅 たきかわとは?

  5. 全国一寒い町!道の駅 オーロラタウン93りくべつとは?

  6. 牛舎がモチーフ!道の駅 ピア21しほろを紹介!

最近のコメント