風力発電所がシンボルの町!道の駅 風Wとままえを紹介!

苫前町の道の駅 風Wとままえを紹介します。オロロンライン途上にある苫前町は、風力発電所の並ぶ景観が印象的な自治体です。日本海の景観と風力発電所の景色を楽しめる道の駅で、ひと時を過ごしてみるとよいでしょう。

国道232号線沿いの風の都! 道の駅 風Wとままえのアクセス方法は?

オロロンラインという愛称でも有名な国道232号線は、日本海の絶景の宝庫です。日本海を望みながら、札幌市から遠く稚内方面までを結ぶ幹線道路として、観光だけでなく物流などの面でも重要な役割を担い続けています。

そんなオロロンライン上にある自治体・苫前町の道の駅が、「道の駅 風Wとままえ」です。国道232号線上で、ちょうど札幌市と稚内市の中間地点に位置しているこちらは、ドライブ中の休憩で利用するのに最適な施設となっています。

札幌から稚内市までは、オロロンラインを北上し続けていくと片道だけでおよそ6時間ほどかかります。「2時間おきに休憩」と考えると、こちらの道の駅でもぜひともいったん休憩をとってから、北上の旅を続けるべきだと言えるでしょう。

雨の日のオロロンライン。雨が降っていても、目を見張るほどの大海原などの光景は変わることがありません。

道の駅 風Wとままえ外観。オロロンラインから苫前町に差し掛かると、道の駅の案内看板が現れます。看板に従えば問題なくアクセスできるでしょう。

風力発電と絶景を楽しもう! 道の駅 風Wとままえとは?

道の駅 風Wとままえ(ふわっととままえ)は、苫前町を代表する観光名所のひとつです。温泉施設などを備えたドライバーのためのオアシスとして、オロロンライン上でも指折りの景観スポットとして、人気を集めている施設となっています。

「風Wとままえ」の名前は、苫前町の風力発電所群から名づけられたものです。苫前町は留萌地方の海岸部に位置しているため、道内屈指の強風地帯となっています。風が強く吹くことから、古くは凧揚げなどの遊びが盛んに行われる地域として名をはせていました。

風の強い苫前町は、日本国内ではまだ注目されていなかった風力発電にいち早く着手し、高台に数多くの風力発電所を建設しました。その結果、苫前町の風力発電は全国でも屈指の発電量を誇るようになり、風力発電のモデル地域として有名にもなったのです。

このような風力発電所が建ち並ぶ景観は、苫前町のシンボルとなっています。風力発電所の数が増えてきたら、そこはすでに苫前町です。

まずはこちらに車を停めて、徒歩で道の駅からの景観を眺めてみましょう。

道の駅施設の隣には、広々としたオートキャンプ場も設置されています。

キャンプ場は5月から9月まで利用でき、日本海の眺めを見ながら過ごすことができます。

アップダウンに富んだ地形が続き、のんびり散策するのも良いでしょう。

小高い丘を登ると、目の前には大海原が広がります。苫前町の風力発電所群も確認でき、晴れた日には天売島や焼尻島も一望することができます。

道の駅の目の前にある漁港の様子。

風Wとままえでは、温泉に入って疲れを癒そう!

ドライブの時間が長くなると、身体の疲れは想像以上のものとなってきます。しかし、その疲れをしっかり癒すことのできる温泉施設が、風Wとままえには用意されています。塩分の多い塩化物強塩泉は、入浴後も温かさが持続する保温効果の高い温泉です。

ドライブでは長時間シートに座りっぱなしになるため、運転者の血流はどうしても悪くなりがちです。温泉にいったん浸かることで血流を促進させ、残りのドライブも元気に進んでいくことができるでしょう。

他にも、風Wとままえにはレストラン「風夢」、日本海を望めるラウンジ「Windmill」、特産品の売店など様々な施設が用意されています。日本海の景観を眺めながら、充実の時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

駐車場から道の駅施設までは、屋根付きの遊歩道が設置されています。雨の日でもほとんど濡れる心配はありません。

フロントで温泉のチケットを購入し、露天風呂付きの温泉へ行くことができます。

鉄筋コンクリートでできた建物内は非常に立派で、近代的な印象があります。

特産品直売場は屋内にもあるほか、屋外にも小さな直売所が設置されています。

道の駅 風Wとままえのまとめ

道の駅 風Wとままえは、オロロンラインのちょうど中間地点に位置しているスポットであり、ドライブの休憩には絶好の立地となっている施設です。温泉でドライブの疲れを癒し、日本海の絶景を眺めて心を穏やかにすれば、後半のドライブも事故なく安全に進んでいくことができるでしょう。風力発電所群の迫力ある姿をはじめ、ぜひとも目に焼き付けておきたい景観を持った道の駅です。

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Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

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