上ノ国町の道の駅 上ノ国もんじゅを紹介します。渡島・檜山地方の自治体・上ノ国町は、北海道の中では温暖な気候で住みやすい町としても知られています。道の駅では、晴れた日の日本海の景観をぜひとも楽しんでみてください。
渡島・檜山地方の隠れた自治体?上ノ国町へのアクセス方法は?
函館を中心に、松前町、江差町など魅力的な自治体が数多く存在する渡島・檜山地方。しかしこれらの自治体以外にも、渡島・檜山地方にはまだまだ魅力的な自治体が数多く存在しています。日本海側に位置し、江差町と松前町の間に位置している上ノ国町も、そんな渡島・檜山地方の隠れた魅力的な自治体のひとつです。
漁業が盛んな町である上ノ国町は、目の前に広がる広大な日本海の景観が魅力ののどかな町です。対馬海流の影響もあって、北海道の中では非常に温暖な自治体としても知られており、冬場の積雪量も少なく非常に過ごしやすい町となっています。
上ノ国町は、松前、函館など周辺自治体と並んで、北海道内でも屈指の歴史ある自治体です。また北海道で最も早い時期に「和人」が定住するようになったのが上ノ国町であり、この地に和人が住み始めたのは、なんと鎌倉時代までさかのぼります。松前や函館が本格的に開拓されたのが江戸時代ですから、それより約500年も前から、この地に和人が暮らしていたとは驚きですね。
札幌市から上ノ国町までは、かなりのロングドライブが必要です。まず国道230号線を通って中山峠を抜けて豊浦町まで進み、その後国道37号線に乗って八雲町へと南下します。八雲町からは国道277号線に入って西側へと進み、その後日本海側を通る国道229号線へと入ります。そのまま引き続いて国道228号線を通って南下を続けると、上ノ国町へと到着します。札幌からの所要時間はおよそ5時間半、300キロ近くの道のりとなるため、休憩を挟みつつ安全に向かいましょう。
上ノ国町役場。上ノ国町は松前町よりも早くに和人が定住した場所であり、鎌倉時代にはすでに数名の和人が住んでいたとされています。
目の前に広がる圧巻の日本海の景観!道の駅 上ノ国もんじゅとは?
道の駅 上ノ国もんじゅは、上ノ国町の目の前に広がる日本海の魅力を味わい尽くすことができる道の駅です。広がるブルーオーシャンの美しさは格別であり、心が洗われる光景が広がります。
道の駅施設には、目の前の日本海で獲れた上ノ国町の特産品を扱う物産館、さらに日本海の景観を眺めながら食事を楽しむことのできるレストランなども入居しています。晴れた日に海の作り出す景観の素晴らしさは、思わず息をのむほどです。
道の駅 上ノ国もんじゅには広々とした駐車場も設けられており、ゴールデンウィーク期間などの行楽シーズンでも問題なく車を停めることが可能です。
目の前には、広大な日本海が広がります。どこまでも続いていくような日本海の美しさは、忘れがたいものになることでしょう。
道の駅施設外観。石造りの建物が特徴的な施設となっています。施設の前にはテラス席も設置されており、天気が良い日にはテラスでのんびり過ごすのも良いでしょう。
施設前には、上ノ国町のゆるキャラ「カミゴン」が立って出迎えてくれます。
建物内からは、ほとんどの場所で日本海の景観を見ることができます。物産館も、日本海の素晴らしい光景を眺めながら楽しむことができます。
レストラン「グルメブティックもんじゅ」です。ガラス張りの店内では、日本海のパノラマを眺めながら地元の海産物を中心とした料理を楽しめます。
海側から見た道の駅施設の様子。ガラス張りになっていて近未来的な印象です。
海沿いには遊歩道が整備されており、日本海の景観を楽しみながら散策することができます。
遊歩道から江差町方面を望んだ景観です。
晴れた日には、遠くせたな町方面まで見渡すことができます。
遊歩道には、特徴的なモニュメントもあります。
晴れた日の景観は圧巻であり、ロングドライブをしてぜひとも訪れたい場所となっています。
遊歩道沿いには、「ワンちゃん広場」というドッグランもあります。広々としたドッグランに愛犬を連れて、リードを離して走らせている方もいらっしゃいました。
道の駅 上ノ国もんじゅのまとめ
道の駅 上ノ国もんじゅは、目の前に広大な日本海の景観を望むことのできる道の駅です。メインの施設では、海風を感じながら景観を楽しめますし、また海沿いの高台では散策をすることもできます。ロングドライブの疲れを癒しつつ、日本海の美しさに酔いしれてみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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