近くて遠い島・国後島を望める!道の駅 おだいとうを紹介!

別海町の道の駅 おだいとうを紹介します。すぐ目の前に国後島のある別海町は、近くて遠い北方領土と近接している町です。道の駅、そして近くにある野付半島からは、国後島の姿を望むことができます。

道東有数の面積を誇る町・別海町!アクセス方法は?

北海道の中でも道東地方は面積の大きい市町村が数多く存在しており、足寄町・釧路市をはじめ、北海道内の面積の広い市町村トップ5に3つの市町村が名を連ねています。そんなトップ5の第5位に入っているのが、別海町です。別海町は根室市の北に位置しており、北海道の東の果てに位置する自治体だと言えるでしょう。広い大地と広大な太平洋が特色であり、これらの海と大地から獲れる海産物・農産物が魅力です。人口は15,000人ほどとなっています。

札幌から別海町へは、道東自動車道を利用すると最速で到着することができます。札幌から道央自動車道に乗り、千歳市の道東自動車道分岐で東に進路を変えます。そこからは道なりに道東自動車道を進み、「阿寒IC」で高速道路を降ります。そこからは国道240号線、272号線、243号線を通って道なりに進みましょう。札幌からの所要時間はおよそ5時間半と、かなりのロングドライブになります。

道の駅 おだいとうの外観です。国道244号線に位置しており、別海町の中心部よりは少し離れた場所にあります。

国後島を望むことのできる場所!道の駅 おだいとうとは?

道の駅 おだいとうは、別海町の「野付半島」の近くに位置している道の駅です。北方領土である「国後島」の姿を望むことのできる展望台があり、また北方領土に関連する銅像なども敷地内に設置されています。

晴れていれば遠くに広がる島影をしっかりと見ることができ、現在ロシアが支配している北方領土が非常に近い場所に位置しているということを改めて確認することもできるでしょう。領土問題について、改めて考えることのできる施設です。

道の駅 おだいとうの展望室から望む景色。向こう側にはっきりと見える陸地は国後島のものではなく、「野付半島」という北海道から北方領土側に伸びている半島のものです。

野付半島の奥にうっすらと広がっている島の影が、国後島のものとなっています。晴れていて見通しが良い場合には、よりはっきりと島の姿を見ることができるでしょう。

晴れている場合には、このように国後島の山々までもをしっかりと見渡すことができます。別海町をはじめ、この地域は霧が多いために晴れていてもここまでしっかりと見渡せることは稀です。

国後島をはじめとした北方領土に関する歴史的な経緯や現状などが、スライドを中心とした展示によって解説されています。

北方領土は、歴史的経緯から言えば日本固有の領土であり、現在はロシアによって占拠されている状態となっています。そのこともあって、日本人が北方領土に気軽に訪れることはできません。

別海町と北方領土との位置関係です。別海町と国後島の端とはおよそ16キロしか離れておらず、まさに近くて遠い島となっています。ちなみに国後島は沖縄本島よりも大きく、沖縄本島と石垣島を足した面積よりも大きな島となっています。

施設内には他にも、休憩スペースや売店などがそろっています。

1階部分は「北方展望レストラン」となっており、野付半島や国後島の様子を臨みながら食事を楽しむこともできます。

道の駅施設の外には、「四島への道 叫び」という銅像が建てられています。

たとえ何代かかったとしても北方領土を必ず取り返すという強い決意が表現された銅像です。北方領土の元島民は年々高齢化してきており、一刻も早い返還が望まれています。

野付半島からなら、もっと近くに北方領土を見ることができる!

道の駅の展望台からは、かなり晴れていて見通しが良くなければ国後島を望むことはできません。しかし道の駅のすぐ近くにある「野付半島」からならば、見通しが良くない場合でもうっすらと国後島の島影を望むことができます。

野付半島から16キロしか離れていない場所にある国後島は巨大であり、霧や雲がかかっていなければ山々の姿もはっきりと見ることができます。近くて遠い島の問題を、しっかりと考えてみるきっかけにもなるでしょう。

別海町から野付半島へ向かう道は舗装がされていない部分もあります。真っ直ぐな道が続きますが、スピードは控えめにしておきましょう。

野付半島から別海町側を望んだ写真です。野付半島は根室海峡に向けて砂が流れ出してできた場所であり、ラムサール条約にも登録された広大な湿地帯となっています。

野付半島には、このような北方領土返還を求める看板が数多く立てられています。

野付半島から見た国後島の様子。道の駅の展望室よりははっきりと見ることができました。霧がかかっている場合でも、野付半島からならばある程度しっかりと島影を望むことができます。

野付半島側の海岸線と比較すると、国後島までは非常に近いことがよくわかります。天気が良い日の夜には、国後島側から車のヘッドライトなどの光が見えることもあります。

国後島の山々にも、きちんと名前があります。山と山の間にある「泊村」は、ロシア語名で「ゴロヴニノ」という名前になっており、ロシア人が住んでいる村となっています。

道の駅 おだいとうのまとめ

道の駅 おだいとうは、北方領土を構成する島のひとつ「国後島」を間近で見ることのできる展望台を備えた施設です。国後島が想像以上に近くに見え、近くて遠い島である北方領土について、改めて考えてみるきっかけにもなることでしょう。湿地帯で水鳥たちも飛来する野付半島とともに、ぜひとも訪れてみたいスポットです。

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Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

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