夕張を代表するスキー場!マウントレースイを紹介!

マウントレースイを紹介します。夕張市の誇る巨大スキー場・マウントレースイは、コース設定もさまざまで初心者~上級者まで幅広く対応できるスキー場です。札幌からもほど近く、アクセス面も良好です。

夕張市にある巨大なスキー場!マウントレースイとは?

「マウントレースイ」は、かつて炭鉱都市として栄えた夕張市にあるスキー場です。夕張駅前、市街地の真ん中に位置しているスキー場として、現在の夕張市における主要な観光スポットのひとつとなっています。

北海道の数あるスキー場の中でも、かなり巨大な規模を誇っており、札幌圏からの観光客も数多く訪れます。夕張駅前の巨大なホテルがシンボルで、初めて訪れる方の中にはマウントレースイのホテルを夕張駅だと勘違いする方も多いようです。

巨大なスキー場で、コースの種類もバラエティ豊かであることから、シーズンを通して多くのスキーヤーやボーダーが訪れます。普段は寂しい印象も受ける夕張の街ですが、冬場はマウントレースイを中心に賑わいを見せています。


マウントレースイのホテル。夕張駅の目の前に建っており、かつ夕張駅が小さい建物であることから、こちらが夕張駅だと勘違いされることもしばしばです。


ホテル内部の様子。ホテルから直通で、ゲレンデまで行くことができます。

マウントレースイのアクセス方法は?オープン&クローズ情報は?

マウントレースイまでは、札幌市中心部から道央自動車道に乗って旭川方面へと北上し、岩見沢ICを降りてから道道749号線、そして道道3号線を通って東へ進んでいくのが最も早いルートです。札幌市中心部からはおよそ1時間20分ほど、旭川市からも、およそ2時間で到着します。

マウントレースイは、毎年12月上旬から3月下旬までの営業となっています。2018年シーズンは12月2日にオープン、4月8日にクローズする予定です。


マウントレースイのホテルからは、渡り廊下でゲレンデまで直接アクセスすることができます。どこか近未来的な印象を受ける渡り廊下です。


センターロッジの様子。山頂まで直接行くことのできる6人乗りゴンドラは、こちらから乗ることができます。


「パンダルマンキッズパーク」というちびっ子用のエリアも設けられており、スキーデビューにもおすすめです。

マウントレースイのコース設定は?

マウントレースイは初心者から上級者、さらにはプロスキーヤーでも満足できるような幅広いコース設定となっています。様々なレベルのスキーヤーやボーダーを取り込んでいるスキー場です。

道内では珍しい、「超上級者コース」のコース設定がなされていることも大きな特徴です。他のスキー場ではなかなか味わうことのできない、スリリングな滑りを楽しむことができます。また、ポールコースが常設されており、装備さえあれば気軽にポールを体験することも可能です。


マウントレースイのホテルには、毎日リアルタイムでゲレンデ情報を映しているモニターが用意されています。悪天候時は、ホテル内で休みながらコースの再開を待ったり、ゲレンデの状態をリアルタイムに知ることが可能です。


マウントレースイのコース全体図。右側は林間コースが多めの設定。左側は初心者~中級者向けコースに加えて、超上級者向けの「レーシングライン」なども設定されています。


4人乗り「第1クワッドリフト」からの眺め。山頂までは4人乗りリフトを乗り継いでいく方法と、ゴンドラで一気に上っていく方法があります。


6人乗りゴンドラの様子。円形のフォルムが印象的です。

実際に滑ってみた!滑走中に思いがけない遭遇も!

筆者も実際に滑ってみました。クローズ間近に行ったため雪の状態は固かったのですが、ほぼすべてのコースが滑走可能であり、存分に楽しむことができました。

林間コースが多めの右側のエリアでは自然の中を滑る爽快感が、ポールコースも常設されている左側のエリアでは圧雪されたコースと素晴らしい景観が、それぞれ楽しめます。

今回は右側の林間コースを滑っている際に、まさかの野生動物との遭遇もあり、自然の中にいる感覚を味わいながらスキーを楽しめました。


頂上付近からの夕張市街方面の眺め。山々に囲まれた炭都・夕張の様子がよくわかります。


市街地の反対側には、夕張岳をはじめとした山々が広がります。圧巻の光景です。


ダンシングAラインの様子。クローズ間近ということで雪質は若干固いながらも、存分にシュプールを描くことができました。


筆者が個人的に思うマウントレースイ名物・リフト脇の簡易モーグルコースです。凹凸の連続する斜面で、細かいターン技術が要求されます。このコースを難なく滑れるようになれば、スキーヤーとしてはかなり上級の技術を持っていると言えるでしょう。


ビギナーズAライン内にある「なんちゃってクロス」です。


緩斜面にアップダウンが数多く用意されており、飛び上がることこそ難しいものの身体の浮く感覚を味わえます。


超上級者コース「スリリングライン」の様子です。ほぼバックカントリーのようなこちらのコースは、圧雪もほとんどされておらず、難攻不落のコースとなっています。


右側の林間コースが多いエリアにも、中級コースの「ダブルスパイラル」など楽しい仕掛けが満載です。


林間コース側を滑っていると、なんとキタキツネと遭遇しました。豊かな自然の中でしか味わえない、少しほっこりしたハプニングです。

マウントレースイのまとめ

マウントレースイは、夕張市の中心部に位置している、巨大なホテルがシンボルのスキー場です。多彩なコース設定を用意しており、プロレベルのスキーヤーまで受け入れることのできる懐の深いスキー場となっています。豊かな自然の中で滑走を楽しむことができるので、筆者のようにキタキツネなどの野生動物と遭遇することもあるかもしれませんよ。

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Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

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