屯田西公園の桜を紹介します。札幌北区の屯田西公園は、隠れた桜の名所としても知られた公園です。桜が見ごろの季節でもそれほど混み合うことはないため、快適にお花見を楽しむことができます。
北区民の身近な憩いの場！屯田西公園とは？
札幌市北区・屯田にある「屯田西公園」は、札幌市内初の運動公園として1975年に開園した大変歴史ある公園です。40年以上にわたって、地域住民の方を中心に憩いの場として機能し続けてきました。
そんな屯田西公園は、北区の隠れた桜の名所としても知られています。北区であれば他に百合が原公園、さらに近いところではモエレ沼公園などの公園施設があり、屯田西公園はあまり有名な場所ではありません。
しかし、そのぶんゴールデンウィーク期間の真ん中であっても人が少なく、非常に快適にお花見を楽しむことができるのです。ゴールデンウィークなどの期間に人ごみを避けてお花見をするには、うってつけの場所だと言えるでしょう。
公園内のいたるところに、桜の木々があります。
公園内にある桜はエゾヤマザクラがメインであり、桜の花々と葉のコントラストも美しいものとなっています。
屯田西公園のアクセス方法・例年の桜の見ごろは？
屯田西公園は、札幌市北区のかなり北側に位置しています。札幌駅からは車でおよそ20分と比較的近く、札幌市内以外にも石狩市中心部から車でおよそ15分程度で到着することができる場所にあります。
屯田西公園は、札幌市中心部からアクセスする場合には国道5号線・および国道231号線（創成川通り）を北上していきます。学園都市線の線路を越える立体交差を抜け、「屯田二番通り」と呼ばれる西側に通ずる道に左折すると、あとはまっすぐ進むだけで屯田西公園に到着できます。立体交差を越えてから屯田方向に走っていけば、問題なく到着できるでしょう。
石狩市中心部からは道道44号線を札幌方向に走って藤女子大方面へと向かい、屯田方面へ進んでいけば15分ほどで到着することができます。
屯田西公園の桜は、例年4月下旬に開花し、5月のゴールデンウィーク期間中に見ごろを迎えます。石狩市に近いことから若干札幌市中心部より平均気温が低いものの、桜の開花スケジュールは市内とほとんど変わることがありません。
他の木々に混じる形で、エゾヤマザクラを中心に花々が咲き誇ります。この日はほぼ満開の状態であり、きれいなピンク色の花々を楽しむことができました。
本数はそれほど多くないものの、穴場スポットで楽しめる！
屯田西公園には、それほど多くの桜の木が立っているわけではありません。園内すべてを合わせても、100本立っているかいないかといったところでしょう。そのため「一面の桜並木を見たい」といった方にとってはやや物足りなく映ってしまうことも事実です。
しかし、屯田西公園は札幌市内でもお花見の穴場であるため、特に土日やゴールデンウィーク期間の混雑を避けたいという方にとってはうってつけのスポットとなっています。どこのお花見スポットにも人が集まる連休時などには、まさにオアシスとなるお花見スポットなのです。
開放感のある広場を囲むように、桜の木々が並んでいます。火気の使用は厳禁ですが、ピクニック気分でお弁当を広げて楽しむとよいでしょう。
広場は、野球場に隣接する形で設けられています。愛犬など、ペットを連れてきて楽しむのも良いでしょう。
屯田西公園のシンボルでもある野球場です。この日は行われていませんでしたが、土日やゴールデンウィーク期間中は少年野球の試合などで大変な盛り上がりを見せることもあります。駐車場がいっぱいになってしまう可能性もありますので、穴場とはいっても早めに訪れておいた方が良いでしょう。
園内には桜の他にもハクモクレンなど、色とりどりの春の花が咲き誇っています。春の花を観察しながら、ゆったりと散策を行ってみましょう。
屯田西公園は子供の遊び場も豊富！
屯田西公園は、札幌市内初の運動公園です。シンボル的な施設である野球場以外にも、広大なピッチを持つサッカー場、そして子供たちが楽しめる遊具広場も設けられています。
これらの施設の周りにも、桜の木は数多く立っているため、大人はお花見を楽しみつつ、子供たちは遊具などで楽しく遊ぶといった過ごし方も可能です。子供さんの様子を見ながら、きれいな桜も存分に楽しんでみてはいかがでしょうか。
施設内には、このような広大なサッカー場もあります。
サッカー場の周辺には、エゾヤマザクラとソメイヨシノが並んで咲いている場所もありました。
子供たちが楽しく遊ぶことのできる遊具も備え付けられています。
遊具の反対側には、小さなパークゴルフ場も備えられています。
夏になれば、水遊びも楽しむことができる公園です。桜の季節は最高気温が15度程度であるため、さすがに開放されていませんでした。
屯田西公園のまとめ
屯田西公園は、札幌市の北側にある桜の穴場スポットとなっています。桜の本数自体はそれほど多くないものの、行楽シーズンにごった返す市内の有名スポットに比べると非常に落ち着いて桜を楽しむことができるのが魅力です。喧騒を離れたいときには、ぜひとも訪れてみてはいかがでしょうか。
Ichiro
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