海沿いでない道も爽快!オロロンラインの手稲~樽川を紹介!

オロロンラインの国道337号線・手稲区~樽川について紹介します。国道337号線は、オロロンラインで唯一海沿いを走らないエリアです。その道すがら見えてくるのは、豊かな緑や子供たちにとってうれしい広場など、北海道の自然を存分に楽しめるスポットばかりです。

オロロンラインは国道337号線を通ってさらに北上!

今回の旅で通るオロロンラインは、国道5号線のある小樽市中心部付近から国道337号線を通り、国道231号線と国道232号線を北上して道道106号線を通っていくという、いわば「最広義のオロロンライン」です。そのため、今回紹介する札幌市手稲区も当然通過することになります。

オロロンラインはほとんどの場所で海の景観を見ながら走ることができますが、札幌市手稲区周辺を走る国道337号線からは、残念ながらあまり日本海の景観を見ることはできません。しかし、北海道らしい広々とした大きな道を走っていくのは非常に爽快感があり、海沿いを走っていくこととはまた違った気持ちよさを感じることができます。


国道337号線は札幌市手稲区から石狩市中心部まで続きます。


海は見えませんが、広々とした道を走っていくのは非常に気持ちが良いものです。スピードの出しすぎには注意しましょう。

札幌市内の僻地!?札幌市手稲区とはどんな場所?

札幌市手稲区は、人口195万人近くを数える札幌市の西の端にある行政区です。札幌市にありながら地下鉄が通っていないこともあって、札幌市街の中では「僻地」という扱いをされてしまうこともあります。

とはいえ、手稲区は札幌市の中心部まで車で30分ほどでアクセスできるうえ、JR函館本線も通っていることから「アクセスが悪すぎる」ということはありません。札幌市内の行政区がどこも過密気味になっているのに対して、比較的土地に空きがあることからマイホームを建てたいというニーズにも存分に応えられるものとなっています。

また、市街中心部から離れていることもあって札幌市内の中でもかなり空気が綺麗であり、自然もそこかしこに息づいているのが魅力です。約14万人の区民が、自然と共生しながら生き生きと毎日を過ごしています。


国道337号線から分岐する道道125号線。この道をひたすら真っ直ぐ進んでいくと、札幌駅までたどり着くことができます。


区内には「新川」が流れており、川べりには自然が息づいています。


都会的なマンションや住宅が自然と調和した、たいへん住みよいエリアです。

札幌市手稲区のおすすめスポット①:山口緑地

手稲区の自然の豊かさを体現しているスポットが、国道337号線から若干高台に進んだところにある「山口緑地」です。高台に位置しており風は強いものの、緑あふれる広場やパークゴルフ場、さらに子供たちが楽しく遊べる遊具などが数多く用意されており、家族で楽しむことができる場所となっています。


広場は開放感があり、心地よく吹く風を感じながら遊ぶことができます。


子供たちがちょっとしたアスレチック気分で楽しく過ごせる遊具も用意されています。


大きな緑地とパークゴルフ場が、山口緑地の中心的な設備となっています。

札幌市手稲区のおすすめスポット②:樽川公園と樽川ふ頭

国道337号線は札幌市手稲区を中心に走っていますが、実は国道付近のエリアは小樽市、札幌市、石狩市の境界が複雑に交錯しており、どこからどこまでが手稲区、ということを正確に定義することは難しくなっています。

また、国道337号線は前述した山口緑地を抜けるとすぐに石狩市に入っていき、石狩市の樽川エリアを走っていくことも特徴です。樽川エリアには、緑あふれる「樽川公園」や、毎年ライジングサン・ロックフェスティバルが開かれる「樽川ふ頭」などのスポットが存在しています。


札幌市街からもそれほど離れていない場所にある「樽川公園」は、芝生の広場を中心に家族で楽しめる場所となっています。


晴れた日に公演の緑を輝かせる陽の光は、なんとも美しく見えます。


こちらには、札幌近郊では最大級のドッグランがあり、様々な種類の愛犬を連れた飼い主さんを多数見かけることができます。


市内ではなかなか難しい放し飼いも、ドッグラン内では問題なく行うことができます。


ライジングサン・ロックフェスティバルが開かれる「樽川ふ頭」周辺です。撮影日は9月下旬であったためにステージなどは撤去されており、祭りのあとの寂しさが漂います。


セイコーマートとセブンイレブンが大きな通りに向かい合って建っているこの場所は、ライジングサンの会場の重要な目印となっています。

国道337号線のまとめ

札幌市手稲区を通る国道337号線は、オロロンラインの中で唯一海沿いを走らないエリアとなっています。しかし、海がない反面緑あふれる自然を楽しむことができる場所となっており、公園や緑地で自然を満喫することができるでしょう。
オロロンラインは、国道337号線から石狩市に入っていくことになります。次回は札幌市の衛星都市のひとつである石狩市まで進んでみることにしましょう。

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