おしゃれな洋館!道の駅 ひがしかわ「道草館」とは?

東川町にある道の駅 ひがしかわ「道草館」を紹介します。旭川市の衛星都市として成長している東川町の中心部にたたずむ上品な洋館は、他の道の駅とは一線を画した雰囲気も持っています。

旭川のすぐ南側に位置する衛星都市・東川町!アクセス方法は?

近年、人口減少が問題となっている北海道地方。人口が減ってしまっているのは小さな町だけでなく、釧路、帯広、函館、そして旭川といった北海道内の大きな都市も同様です。北海道第二の人口を抱える旭川市も人口減少が続いており、過去20年間で2万人ほども人口が減っていることはあまり知られていません。

旭川市で減少した人口は札幌などに吸収されていることも事実ですが、東神楽町や東川町などの周辺市町村に流れているという点も大きな特徴です。そのため、旭川市の周辺の町では、数年前から人口が逆に少しずつ増えるという「ドーナツ化現象」が起きているのです。

今回紹介する東川町も人口が微増している町のひとつであり、1995年にはおよそ7,000人だった人口が2017年にはおよそ8,200人になるなど、ベッドタウン化が著しい自治体となっています。それにともなって、農業が主軸だった町の様子も少しずつ変わり始めている点も特徴です。

札幌市から東川町へは、道央自動車道を利用して北上すると比較的早く着くことができます。道央自動車道に乗ってひたすら北上し、「旭川北IC」で下ります。その後道道37号線に乗って道なりに進めば、東川町に到着することができます。札幌からの所要時間はおよそ2時間程度で、日帰りのドライブコースにも丁度よい距離感となっています。

道の駅 ひがしかわ「道草館」の看板。東川町の中心部にある道の駅は、町のシンボルのひとつにもなっています。

木のぬくもりにあふれた洋館!道の駅 ひがしかわ「道草館」とは?

道の駅 ひがしかわ「道草館」は、東川町の町役場のすぐ隣に位置している道の駅です。東川町のメインストリートに面しており、旭川市に出る際にも寄りやすい場所であることも特徴です。

外観はおしゃれな洋館のようなたたずまいで、内部は木の素材が全面に押し出されたぬくもりあふれる空間になっていることも特徴です。近年人口増加を続けている東川町の中で、昔から変わらない自然の様子を体現した道の駅であると言えるでしょう。

東川町には、上川地方を代表する温泉地「天人峡温泉」もあります。中心部からは少し離れているので、いったん道の駅で休憩してから車を走らせるのも良いでしょう。

道の駅施設外観。おしゃれな洋館を思わせる建物であり、上川地方の自然を思わせる緑色がイメージカラーとなっています。

内部は、木のぬくもりを感じられる素材を生かしたつくりがなされているのも特徴です。

東川町の特産物を中心に、上川地方のお土産品などが多数販売されています。

東川町は「写真の町」でもあります。町のさまざまな風景を映したポストカードが販売されているのも特徴です。

木の素材を生かした椅子やテーブルが置かれており、自由に座って食事などをすることもできます。

夜間には、こちらの出入り口からトイレのみを利用することが可能です。

アイヌの方々を模した木彫りの大きな人形が、道の駅施設に飾られています。

「キトウシ森林公園」の高台から東川町の街並みを一望してみよう!

道の駅から北におよそ4キロほど進んだ場所にある「キトウシ森林公園」は、高台からの眺めが素晴らしい展望スポットです。公園の展望台からは、東川町はもちろん遠く美瑛町やそのさらに南の方まで一望することができます。

高さ457メートルの「キトウシ山」一帯に広がる自然公園は、森林の中にある自然はもちろん、自然の中を走るゴーカートやパークゴルフ、遊具広場などのアクティビティも充実しています。

キトウシ森林公園は、キトウシ山一帯に森林や緑地が広がる、上川地方を代表する自然公園です。

高台は景観スポットとなっており、東川町の全景はもちろん、遠く美瑛町方面までを見渡すことができます。

こちらの公園では馬も飼育されています。豊かな自然の中で、気ままに暮らす馬たちの姿は心洗われるものとなるでしょう。

道の駅 ひがしかわ「道草館」のまとめ

道の駅 ひがしかわ「道草館」は、東川町の中心部に位置しており、旭川や東川町の著名な温泉地である「天人峡温泉」に行く際にぜひとも寄っておきたい場所となっています。少し離れた場所には「キトウシ森林公園」もあり、高台から素晴らしい景観を楽しむこともできるため、旭川周辺の観光には外せないスポットだと言えるでしょう。

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Ichiro

Ichiro

北海道を旅するライター。北海道内道の駅完全制覇を2017年に達成。北海道内で行ったことがないのはえりも岬のみという自称「北海道マイスター」。

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