天神山緑地の桜を紹介します。札幌市豊平区にある小高い山の上の公園・天神山緑地は、山の斜面沿いに数多くの桜の木が植えられており、桜の時期には緩やかな上り坂を歩きながらお花見を楽しめます。
高台にある豊平区の隠れた名所！天神山緑地とは？
札幌市豊平区・平岸にある「天神山緑地」は、天神山という小高い山の上にある公園です。豊平区にある桜の隠れた名所であり、ゴールデンウィーク期間などでもそれほど混み合わないため密かに人気のあるスポットとなっています。
高台にある緑地まで続く遊歩道沿いに、数多くの桜の木が植えられているのが特徴であり、桜以外にも様々な木々が生い茂る自然豊かなスポットです。遊歩道は歩きやすく作られているため、高齢の方でも問題なく楽しむことができるでしょう。
天神山緑地は真駒内方面に抜ける国道453号線沿いに位置しており、国道を走っていると沿道にきれいな桜の木があるのが分かります。
国道453号線をもう少し進むと「真駒内公園」などもあるため、天神山緑地はあまりメジャーではないお花見スポットとなっています。だからこそ、ハイシーズンでも落ち着いて楽しめる点が魅力です。
天神山緑地のアクセス方法・例年の桜の見ごろは？
天神山緑地は豊平区平岸にあり、地下鉄南北線「南平岸駅」と「澄川駅」の中間地点に位置しています。それぞれの駅からは、徒歩15分ほどで到着することができます。
天神山緑地は真駒内方面へと抜ける国道453号線沿いにあり、駐車場も完備されているため車で訪れるのが良いでしょう。市街中心部から車で訪れる場合にはすすきの方面から国道36号線に入り、北海学園大学へと通じる国道453号線に入ります。あとは道なりに進んでいけば、到着することができるでしょう。市街中心部からは、およそ20分で到着することが可能です。
天神山緑地の桜の見ごろは、例年4月下旬から5月中旬ごろまでとなっています。札幌市内中心部の桜の見ごろとほとんど同じであるため、中心部で桜が咲いている時期に訪れるとよいでしょう。
天神山緑地には、30台程度の駐車が可能な駐車場が完備されています。無料で停めることができるのも嬉しいポイントです。それほど広い駐車場ではないため、ゴールデンウィーク期間中は停められないこともある点には注意しておきましょう。
高台から真駒内方面を見渡しつつ、桜の花も楽しもう！
天神山は標高89メートルと山というよりは小さな丘といった雰囲気の場所になっています。標高が低いため、小さな子供さんや高齢の方でも問題なく登っていくことができるでしょう。
山頂部には緑地が広がり、桜の木々とともに春の新緑の芽生えや日本庭園風の水場などを楽しむことができます。また山の中腹付近にも小さな広場があり、展望台のようになっているため札幌の南側、真駒内方面の景観や藻岩山などを眺めながら過ごすことができます。
天神山緑地にはエゾヤマザクラやソメイヨシノを中心に、およそ300本以上の桜の木が植えられています。市内の桜の名所の中でも、植えられている本数は比較的多い方に分類されます。
この日はエゾヤマザクラを中心に、きれいなピンク色の花びらを数多く見ることができました。
天神山は89メートルと標高も低く、また遊歩道は歩きやすいバリアフリー仕様となっているため、ご家族3世代で楽しく登っていくことが可能です。
天神山の中腹付近から、札幌市の南区方面を見渡します。
山頂付近の緑地です。桜の木をはじめ、様々な木々が生い茂っており、雰囲気のある場所となっています。
おもむきのある日本庭園を模した水場もあります。
水場付近の桜も、きれいに咲き誇っていました。
山の中腹に位置している広場からは、藻岩山をはじめとして豊平区から真駒内、南区に至るまでの街並みを一望することが可能です。
天神山緑地のまとめ
天神山緑地は、標高89メートルと小さな山である「天神山」の山頂付近に広がっている公園です。公園内には多くの桜の木が植えられており、豊平区における隠れた桜の名所としても有名な場所になっています。日本庭園風の水場、緑豊かな広場、そして高所からの景観と、見どころの数多い休日の穴場スポットだと言えるでしょう。
Ichiro
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